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【2021年11月18日开催】第97回広岛大学バイオマスイブニングセミナー(第90回広大ACEセミナー)のご案内

広岛大学バイオマスプロジェクト研究センターと中国地域バイオマス利用研究会の共催で広岛大学バイオマスイブニングセミナーを开催しています。バイオマスに関する基本的な考え方から最先端の情报までをカバーして、この地域におけるバイオマスの活动に资することを目的とするものです。第97回を以下の日程で开催しますので、ご参集下さい。
なお、コロナ対策のため、当日はマスク着用の上ご参加いただきますようお愿いいたします。
直接参加の場合には当日参加も受け付けますが、オンラインの方はURLの連絡が必要となりますので、末尾のフォーマットに必要事項をご記入の上、bprc@hiroshima-u.ac.jp までご連絡ください。直接参加の方も、参加人数の把握のために事前に連絡をいただければ助かります。
オンラインの场合、窜翱翱惭のみの利用で、当日资料の配付はできず、また、质问がお受けできなかったり、回线がうまく接続できないなどの问题があるかもしれませんが、ご容赦ください。
 

日时

2021年11月18日(木)16:20~17:50

会场

会场 広島大学東広島キャンパス工学部110講義室
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プログラム

讲演  広島大学大学院先进理工系科学研究科 M1 菅沼 有維斗
「鶏粪からの水热アンモニア生成の速度论的解析」

家畜排泄物などのバイオマスをエネルギー利用するケースが増えています。家畜排泄物は、大気汚染や水质汚染の问题を引き起こします。适切に処理し有効活用するために、メタン発酵技术が用いられています。メタン発酵では、バイオマス中の窒素成分がアンモニウムイオンを形成し、反応を阻害してしまいます。そこで、メタン発酵の前に水热処理で窒素成分をアンモニウムイオンに変换し、回収することに成功しました。そして、鶏粪中の窒素成分の反応速度を调べました。

讲演  広島大学大学院統合生命科学研究科 M2 脇 滉
「メタン発酵プロセスにおけるアンモニア回収法の検讨」

鶏粪などの窒素分を多く含む廃弃物をメタン発酵によって利用するとき、有机窒素がアンモニアに分解され、蓄积したアンモニアはメタン発酵を阻害します。そこで本研究では、アンモニア吸着材であるリン酸ジルコニウムを用いて、発酵槽内のアンモニアを除去するアンモニア回収型メタン発酵技术を开発しています。この技术によって、メタン発酵の阻害が起こらない程度で発酵槽内アンモニア浓度を维持することが可能でありました。

讲演  広島大学大学院先进理工系科学研究科 D1  Rittanupap THAVORN
「セルロース、リグニン、キシロースとそれらの混合物の水热炭化における组成からの収量の予测可能性を确认するための比较検讨」

水热技术は高効率のバイオマス変换技术として注目されていますが、水热炭化条件下で复数の原料の反応挙动を予测する普遍的なモデルは存在しません。そこで本研究ではセルロース、リグニン、キシロースとそれらの混合物を水热炭化し収量を比较することで、反応のメカニズムを理解し组成からの収量予测を行うことを目的とします。実験では、各原料の水热炭化を200~280℃で复数回试行しました。その结果、混合物においては温度の上昇に伴って固体生成物の质量収率が32.9%から22.7%まで减少する倾向にあることがわかり、収量予测値との误差は15.78%でした。

讲演  広島大学大学院先进理工系科学研究科 D1  Ali Mohammed Ahmed MOHAMMED
「バイオマスガス化触媒として使用される超临界水中でのカーボンナノチューブの安定性」

炭素質触媒の中で、カーボンナノチューブ(CNT)は可能なバイオマス触媒または触媒担体であり、ナノカーボンはそのナノ構造と高い比表面積を達成できるため、より効果的であるはずです。ただし、超臨界水(SCW)での挙動と特性を調査した研究はありません。私たちの研究で利用可能なカーボンナノチューブは水性であり、界面活性剤を含みます。このCNTと濃度(0.019 wt%)の界面活性剤の元の材料は、600℃、25 MPaの超臨界水に適用され、滞留時間は50?94秒の範囲で変化します。結果によると、これらの界面活性剤はSCW条件で分解し、CNTガス化の理解を妨げる望ましくない含有量と見なされました。界面活性剤は、固定された充填層に閉じ込められた乾燥した元の材料に熱圧縮水を適用することによって完全に除去されます。得られた純粋なCNTをSCW条件で適用し、121 mgの純粋なCNTを充填層に入れ、600?700℃の範囲で温度を変化させながら25MPaで水を送ります。炭素ガス化効率(CGE)は、600℃で5時間運転で0.0012でしたが、700℃で40倍に増加して0.05になりました。ラマン分光分析によると、D / G比は600?650℃で1.20前後で一定に保たれ、700℃で1.34に上昇し、高温で欠陥が発生したことを示しています。

司会?解説 広島大学大学院先进理工系科学研究科  教授 松村 幸彦

参加希望の方へ

メールに、以下5项目(1-4は必须)を転记の上、件名に「イブニングセミナー参加希望」と记载の上、产辫谤肠蔼丑颈谤辞蝉丑颈尘补-耻.补肠.箩辫まで、ご送付ください。

1.参加希望セミナー:11月18日开催、第97回バイオマスイブニングセミナー
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4.参加形态:□オンライン □対面
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【お问合せ先】

広島大学大学院先进理工系科学研究科機械工学プログラム内

中国地域バイオマス利用研究会

TEL : 082-424-5762 

FAX : 082-422-7193 

Email : bprc * hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)


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