広島大学大学院先进理工系科学研究科機械工学プログラム内
中国地域バイオマス利用研究会
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日时:2022年1月13日(木)16:20~17:50
会场:広岛大学东広岛キャンパス工学部110讲义室
プログラム
司会?解説 広島大学大学院先进理工系科学研究科 教授 松村 幸彦

讲演 広島大学大学院先进理工系科学研究科 M2 Supasuta Piboonlapudom
「充填层反応器における竹残留物のカリウム除去に対する流量の影响」
現在、特に竹が大量に成長し、植物の生態系を破壊している日本では、竹はバイオ燃料生産の再生可能エネルギー源として使用でき、化石燃料と比較して温室効果ガス排出量を削減できます。しかし、それは高濃度のアルカリ金属と、灰を生成する主要な鉱物であるカリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属を含んでいます。これにより、燃焼プロセス中に熱交換器が詰まって汚れます。この研究の目的は、竹バイオマス中のカリウム除去の特性を決定することでした。これは、より少ないエネルギーで灰を減らすための優れた方法です。メタノールは、環境温度(20oC)および大気圧条件下で 30分のすすぎ時間で充填層反応器の浸出溶媒として使用されました。メタノールの浸出流量のために実験を行いました。この研究では、竹のメタノール浸出について説明し、メタノールの流れの影響を予測しました。

讲演 広島大学大学院先进理工系科学研究科 M1 長富 健秀
「水热炭化の収率に及ぼす反応温度と时间の影响」
バイオマスを有効利用する一つの方法として水热炭化によって燃料を作る技术があります。水热炭化とはバイオマスを高温高圧の水中で処理し、ハイドロチャーという固体を得ることを言います。バイオマスの水溶性部分の反応の様子を明らかにするためにグルコースを原料としてバッチ式反応器による高温高圧下で処理を行いました。反応温度と时间を変更してグルコースの分解によって生成される物质の浓度を调べました。

讲演 広島大学大学院先进理工系科学研究科 M2 宮迫 信之介
「水热処理における有机态リンとリン混合试料の无机化挙动」
肥料の叁要素のリンはリン鉱石から生产されますが,枯渇の问题があります。なので、他の资源から回収する必要があります。そこで、下水汚泥には有机リンが多く含まれているため期待されています。しかし、下水汚泥に含まれる有机态リンは、植物が根から吸収できません。そのため、水热処理によってリン酸イオンに分解する必要があります。そこで本研究では、顿狈础、础罢笔、リン脂质の分解挙动を确认することを目的としました。

讲演 広島大学大学院先进理工系科学研究科 M1 菅沼 有維斗
「鶏粪中の反応性の高い窒素分からのアンモニア生成」
家畜の排泄物などのバイオマスをエネルギーとして利用するケースが増えています。 家畜の排泄物は、大気汚染や水質汚染の問題を引き起こします。そのため、適切に処理して有効活用するために、メタン発酵の技術が多く用いられています。しかし、メタン発酵では、バイオマスに含まれる窒素成分がアンモニウムイオンを形成し、反応を阻害してしまいます。この問題を回避するために、メタン発酵の前に水熱前処理で窒素成分をアンモニウムイオンに変換し、アンモニアとして回収することに成功しました。また、鶏糞中の窒素成分の反応速度を調べました。
