広島大学大学院先进理工系科学研究科 熱工学研究室内
中国地域バイオマス利用研究会
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日时:2024年10月3日
プログラム
解説 広島大学大学院先进理工系科学研究科 教授 松村 幸彦

讲演&苍产蝉辫; 広島大学大学院スマートソサイエティ実践科学研究院 M1 古田 健
「超临界メタノールを用いた触媒利用バイオディーゼル合成における反応温度の影响」
既往の研究により、超臨界メタノールを利用したバイオディーゼル合成において、酸化亜鉛をカーボンナノチューブに担持させた ZnO/CNT 触媒を使用し、バイオディーゼル収率を向上させることができました。さらに、反応条件の検討により、より効率的なバイオディーゼル生産を行うことができる可能性がありますが、そのような研究はなされていません。そこで本研究では、反応温度の違いによるバイオディーゼル収率の変化を確認し、その影響を明らかにすることを目的としました。

讲演 広島大学工学部 B4 品川 竜也
「连続水流の急速加热を実现する新しい縦型反応器」
超临界水ガス化(厂颁奥骋)は含水バイオマスの有効利用のための重要な技术であり、ガス化率を向上させるためには急速昇温が必要です。本研究では、超临界水ガス化の原料流をニクロム线により加热する新しい縦型反応器を提案します。この反応器は、电気を直接动力源とする加热抵抗线を利用するように设计されています。伝热计算により、反応器の基本的な挙动を考察することができます。

讲演 広島大学工学部 B4 荒川 頼斗
「キシロースの超临界水ガス化における反応経路」
キシロースのガス化では、フルフラールを含む环状有机化合物が最终的にガスに分解されることが期待されています。しかし、キシロースの反応経路は十分に解明されていません。グルコースの分解を考虑すると、エピマー化、脱水、レトロアルドール缩合が予想されますが、反応ネットワークは明确ではありません。触媒が反応机构に与える影响もさらに不明です。この研究の目的は、高温高圧の水でキシロースの分解を行い、反応経路を设计できるように中间体を特定することです。

讲演 広岛大学大学院 先进理工系科学研究科 顿1 アフィカ リアナ ビンティ サザリ
「グルーピング法によるグルコースの水热分解反応ネットワークの解明」
本研究は、水热环境下におけるグルコースの一般的な反応特性を理解することを目的に利用可能なすべてのデータを连结することでグローバル反応ネットワークを构筑しました。様々な温度と反応时间の条件を慎重に分析することで、このネットワークは各化合物をイオン化反応かラジカル反応かの特定の反応タイプに従って分类することに成功しました。これらの要因を分类することは贵重な洞察を得ることができ、方法条件の最适化に役立ちます。

司会 広島大学大学院先进理工系科学研究科 教授 松村 幸彦