2月2日(金)、山口大学 吉田キャンパス メディア講義室で、「未来を拓く地方協奏プラットフォーム(HIRAKU)第6回成果報告会」を開催しました。 (参加者約50名)。
内容
「未来を拓く地方协奏プラットフォーム」は、広岛大学を代表机関とし山口大学と徳岛大学が共同実施机関として参画している、博士后期课程からテニュアトラック教员までの若手研究者をイノベーションを创出する人材として育成していく事业です。当日は、広岛大学?徳岛大学からの来学者も含めた博士后期课程学生?テニュアトラック教员?一般教职员など约50名が参加しました。
山口大学 堀理事の開会挨拶に続き、北海道大学人材育成本部の樋口特任教授から「北大における博士キャリア支援施策のご紹介」と題して、北大?東北大?名古屋大によるコンソーシアム事業に関する講演がありました。これら三大学の事業もHIRAKUと同じく文部科学省「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」によるものであり、出席者にとってもたいへん関心の高いものであることから、質問が相次ぎました。
続いて、博士后期课程学生の长期インターンシップの成果が3件报告されました。学生の専攻も受入先の业种もさまざまでありましたが、双方にとって有益であったということは共通していました。
また、毎年秋に开催されている贬滨搁础碍鲍主催のユニークなイベントである「未来博士3分间コンペティション」の报告も行われました。第1回のコンペティションで最优秀赏を获得した山口大学出身者のプレゼンテーションの动画も绍介されました。
休憩の后、テニュアトラック教员6名からの着任报告がありました。研究分野は多岐にわたっており、それぞれの分野での今后の活跃が期待されます。
続いて、成果报告会での発表としては今回初めてとなる「テニュアトラック教员のラボ?ローテーション」の报告が行われました。この「ラボ?ローテーション」は、贬滨搁础碍鲍事业独特の取组で、テニュアトラック教员に国内外の研究室に积极的に「武者修行」に行っていただき、共同研究や人脉ネットワーク构筑に繋げてもらおうとするものです。今回の発表は1件のみでしたが、広岛大学の若林香织助教によるオーストラリアの研究室での生物标本の调査の様子や、その后の人脉ネットワークの构筑が报告されました。今回の発表をきっかけに、多くの教员がラボローテーションに挑戦していくことが期待されます。
続いて、本学大学院东アジア研究科の修了生である、文部科学省科学技术?学术政策研究所(狈滨厂罢贰笔)の椿氏から、「私のキャリアにおける博士课程と狈滨厂罢贰笔~大学院生活と最近の狈滨厂罢贰笔での仕事をふりかえって~」と题した讲演が行われました。博士后期课程に进学した理由、博士后期课程での研究生活、现在の仕事について等、自分の生い立ちや背景等にも踏みこんだ、博士后期课程学生に向けた热いメッセージが伝えられ、学生や教员に深い感铭を与えました。
最后に徳岛大学の小西产学连携?研究推进课长から、次回の成果报告会を徳岛大学で开催するとの闭会挨拶があり、盛况のうちに终了しました。

报告会の1コマ