【お问い合わせ先】
広島大学国际交流グループ
TEL: 082-424-6045
E-mail: kokusai-group*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)
2018年11月8日、広岛大学とルワンダ大学との大学间协定が缔结されました。日本の団体?组织とルワンダ大学との协定缔结は过去に5件存在しますが、国立大学法人で総合大学としては広岛大学が初めてとなります。
ルワンダ大学は6学部?研究科(农业?动物科学?獣医学、人文?社会科学、商业?経済学、医疗?保健学、科学?技术学、教育学)を持ち、学生数は约30,000人、教职员数は教员约1,400人、その他の职员约800人を夸る、ルワンダを牵引する国立大学です。
2013年度より現在に至るまで、広島大学大学院国际协力研究科では、ルワンダからのJICA長期研修員を教育開発コースで合計20人(2019年2月時点で8人が在籍中)受け入れてきました。そのほとんどがルワンダ大学教育学部の前身であるKigali Institute of Educationの出身者で占められています。
2017年8月にルワンダ大学教育学部で開催された国際学会に同研究科の澁谷和朗特任准教授が参加し、ルワンダ大学教育学部学部長、教授らと意見交換を行いました。その結果、ルワンダ大学が世界銀行の支援でアフリカ域内の理数科教育の拠点機関として今後理数科教育の修士?博士課程の創設、研究力の強化を行う予定であること、そのため当該分野での研究?教育上の連携ニーズを有していることが分かりました。またルワンダ大学は1994年のジェノサイドの経験を踏まえ、平和構築分野を研究するCenter for Conflict Managementを有しており、広島大学が蓄積してきた平和構築分野の学術的知見?貢献との親和性も確認できました。2018年4月には馬場卓也研究科長が往訪し、ルワンダ大学副学長、教育学部学部長、教授らと研究、教育面での交流内容につき意見を交換し、今度の大学間協定締結に至りました。
ルワンダ大学との协定缔结により、広岛大学との関係が强化されることで、今后ルワンダと日本との教员や学生の教育面?研究面での交流が期待できます。また现在、広岛大学がアフリカで协定を结んでいるザンビア大学、マラウイ大学との研究交流に、ルワンダ大学も参加することで、本学と连携し理数科教育を中心にアフリカ域内の研究协力の拠点づくりや研究成果の発信が期待できます。
ルワンダは1994年の内戦、ジェノサイドを経験し、その后、ジェノサイド加害者-被害者间の和解、被害者家族のトラウマへの対応や自立支援、异なる民族の共生など、平和教育?平和构筑の研究フィールドとして重要な位置を占めます。本协定の缔结により、これまでの协力に加えて平和教育?平和构筑の分野でも共同研究や学生交流などを発展させていくことが期待されます。
新しい平和科学の理念「持続可能な発展を導く科学(Science for Sustainable Development)」の創生を目指す本学としては、アフリカのハブとして、またルワンダのトップ大学として活躍する、ルワンダ大学との教育、平和分野での交流の促進は大いに意義があると考えています。

ルワンダ大学教育学部长と意见交换する马场卓也国际协力研究科长(中央右)

ルワンダ大学教育学部で开催された国际学会に参加した、贬础厂贬滨罢鲍碍驰氏(2016年度修了)、
惭滨颁翱氏(2017年度修了)、澁谷和朗国际协力研究科特任准教授

国际协力研究科在学中のルワンダ人留学生(2019年2月时点)