麻豆AV

老年?地域作业机能制御科学

花岡 秀明 教授

【研究キーワード】
老年期作業療法、回想法、介護予防、フレイル、認知症、生活の質(Quality of life)

【最近のハイライト】
 高齢者のその人らしい生活を支援するため、エビデンスに基づいた作业疗法の确立をめざして取り组んでおります。现在、高齢化が急速に进む中、认知症と抑うつの対策が重要な课题となってきています。こうした课题への対策として、高齢者の心理的适応の维持回復や认知症予防を目的とした心理社会的アプローチの1つとして回想法が注目されています。
 我々は、こうした重要课题に対して、特に回想法の効果検証に力を注ぎ、研究を行っております。その目标は、(1)回想法が地域在住高齢者のための认知症や抑うつ予防に有用なプログラムを构筑すること、(2)特定の设备の整った施设のみで実施するだけでなく、幅広い地域在住高齢者がサービスをうけることができる环境を整えること、です。その他に、関连机関との连携を行い、様々な活动にも加わり、社会贡献できるよう努力を続けております。

【研究室主要论文】
?Study on effects of life review activities on the quality of life of the elderly: a randomized controlled trial., Psychother Psychosom, 73巻, pp. 302-311, 20040401

教育内容
 高齢者に対する作业疗法に関连する予防や评価、そしてアプローチが主な対象となります。讲义は、健常高齢者の特徴、虚弱高齢者や认知症を有する高齢者の特徴について、生活との関连の中から行っています。また、作业疗法実践としては、グループ活动、认知症高齢者への対応、生活障害への対応などについて、演习を通して教育を行っております。
 高齢者を支援するためには、本人のみならず、家族支援等も重要で、より対象者の立场に立った、対象者に寄り添った幅広い视点が临床では求められているため、社会から求められる人材の育成に努めております。
 大学院进学者は、下记に示す研究テーマからテーマを选び、2年间の修士、更に3年间をかけて博士の学位を取得することなり、関连施设等で临床、研究のリーダーとして活跃されることが期待されています。

研究内容
1.高齢者に対する回想法に関する研究
2.地域在住高齢者の介护予防介入に関する研究
3.认知症を含む、虚弱?障害高齢者の蚕翱尝の维持?向上に関する研究

【写真説明】现在、急速な高齢化が进み、高齢者の精神的健康の维持向上や认知症予防対策が课题となっています。こうした课题に対して、研究活动をとおしてその効果を配信するだけでなく、地域在住高齢者の介护予防に関する讲演などにも直接関わり、社会に何らかの形で贡献できるよう、努力を重ねています。この写真は、地域で回想法を実践しようとするボランティアを対象とした、学习会でのワンショットです。


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