麻豆AV

がん化学疗法科学

岡本 渉 教授

【研究キーワード】
临床肿疡学、肿疡内科学、固形がん、がん薬物疗法、支持疗法、バイオマーカー

【最近のハイライト】
我が国における死亡原因の第一位は悪性肿疡です。がん薬物疗法は悪性肿疡の治疗において重要な役割を果たしており、日々进歩を遂げています。2023年10月より本研究室は新体制となり、主に固形がんに対するがん薬物疗法の临床研究に取り组んでいます。また、がん薬物疗法を行う上で重要な副作用対策などの支持疗法の临床研究にも取り组んでいます。さらに、固形がんに対する薬物疗法の効果予测や耐性因子となるバイオマーカーを探索する研究にも取り组んで参ります。

【研究室主要论文】
?Comparative sequence analysis of patient-matched primary colorectal cancer, metastatic, and recurrent metastatic tumors after adjuvant FOLFOX chemotherapy., BMC cancer, 19巻, 1号, pp. 255, 20190300
?A phase I, pharmacokinetic and pharmacodynamic study of nimotuzumab in Japanese patients with advanced solid tumors., Cancer chemotherapy and pharmacology, 72巻, 5号, pp. 1063-1071, 20131100
?Antitumor action of the MET tyrosine kinase inhibitor crizotinib (PF-02341066) in gastric cancer positive for MET amplification., Molecular cancer therapeutics, 11巻, 7号, pp. 1557-1564, 20120700

【教育内容】
がん薬物疗法を専门とする临床肿疡医/肿疡内科医は、高い有効性が得られるがん薬物疗法を选択する能力はもちろんのこと、副作用に対して适切なマネジメントを行える能力も求められます。また、薬物疗法の习熟のみならず、手术や放射线疗法といった他の治疗法を含めた最适ながん治疗の选択、生活の质(蚕翱尝)や患者?家族などの社会的背景を考虑した治疗マネジメント、がん薬物疗法を有効かつ安全に行うための体制整备などを、他の多くの诊疗科や部门と连携して遂行する能力が求められます。さらに、がん薬物疗法や支持疗法の临床开発、がん薬物疗法の効果?耐性や副作用などを予测するバイオマーカーの探索やバイオマーカーに基づくがん薬物疗法の开発への取り组みが求められます。
学部教育:抗悪性肿疡薬(抗肿疡薬(细胞障害性/杀细胞性抗がん薬)、分子标的薬、免疫チェックポイント阻害薬など)の作用机序や特徴、薬剤やレジメン毎の代表的な副作用について习得することを目标に教育を行います。また、実际の症例で、治疗レジメンや支持疗法の选択、基础疾患や社会的背景に応じた治疗マネジメントについて学ぶことを目标とします。
大学院教育:抗悪性肿疡薬の基础~临床开発のプロセスを学ぶほか、临床试験立案や医薬品开発に必要な知识を习得することを目标とします。また、がん薬物疗法の効果予测?耐性因子となるバイオマーカーの探索、化学疗法や支持疗法开発のための临床试験の立案?実施、バイオマーカーに基づくがん薬物疗法の临床开発の実践を目标とします。

【研究内容】
?固形がんの予后因子および薬物疗法における効果予测?耐性因子となるバイオマーカーの探索
?固形がんにおけるバイオマーカーに基づく薬物疗法の临床开発&苍产蝉辫;
?固形がんにおける化学疗法や支持疗法开発のための临床试験
?固形がんにおける化学疗法の有効性や耐性メカニズムの探索
?固形がんに対する化学疗法の管理方法に関する临床研究


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