麻豆AV

第113回広岛大学バイオマスイブニングセミナー(第134回広大础颁贰セミナー)を开催しました。

日时:2024年4月18日

プログラム

解説:広島大学大学院先进理工系科学研究科 教授 松村 幸彦 


讲演&苍产蝉辫; 狈笔翱法人农都会议事务局长、バイオマスアカデミー干事 山本 登
「木质バイオマス热利用の现状分析と、日本としてどうすべきかの提案」

要旨:バイオマス热利用は、日本の再生可能エネルギー戦略の重要な要素です。ゼロカーボン政策と连携し、エネルギー需要の约50%を占める热源としての潜在力を持つ。しかし、欧米と比较して日本ではバイオマス热利用が主流ではなく、技术的な遅れが见られる。木质バイオマスの安定した価格と信頼性の高い技术、地域経済への贡献、环境保护への効果は大きいが、日本のバイオマス热利用に対する知识レベルの低さ、日本と外国先进国(欧州、中国、韩国)との住宅建设基準?エネルギー基準の违いが拡大の障害となっている。一方で、日本独特のバイオマス热利用の拡大なども见られる。农都会议?バイオマスアカデミーの设立は、知识普及、技术レベルの向上、国产化、技术者教育活动を通じて、この分野の発展を目指している点についても绍介します。


讲演 バイオマスアカデミー干事 山本 登(黒坂事务所代表 黒坂俊雄様代理)
「木质バイオマス热利用の意义と普及拡大の技术的なボトルネック」

要旨:再エネ热利用に関して、欧州ではバイオマスが大きな割合を占めるのに対して、日本ではバイオマス热利用は非常に少ない状况です。日本でも木质バイオマス燃料は発电に活用されていますが、発电効率は25%程度と低いです。ベース电源として木质バイオマス発电は意义を持ってはいますが、电力が最も不足するのは冬场の暖房?给汤ニーズへの対応です。低効率のバイオマス発电の电力で高効率ヒートポンプを駆动して热需要対応するよりも、简易で小规模分散のバイオマスボイラー热利用の方に、効率面でも、経済面でも、社会システム面でもメリットがあるのではないかと思われます。日本でバイオマス热利用が进まない理由は様々挙げることができますが、その中で、多くの人が気づいていない、技术的な侧面や过去からの设计惯习についても、指摘したいと思います。

 

司会:広島大学大学院先进理工系科学研究科 教授 松村 幸彦

【お问い合わせ先】

広島大学大学院先进理工系科学研究科 熱工学研究室内
中国地域バイオマス利用研究会
TEL : 082-424-5762 
贵础齿:082-422-7193&苍产蝉辫;
E-mail : bprc * hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に置き換えてください)


up