【研究キーワード】
细胞死、ネクローシス、细胞膜伤害、炎症、がん、炎症性疾患
【最近のハイライト】
1．細胞死制御分子RIPK1の活性を制御する翻訳後修飾としてpH変化による分子プロトン化を同定した (Moriwaki K, et al., Sci Signal, 2020)。
2．特定の糖脂質がデスリガンド誘導性がん細胞死を制御することを見出した（Fukuoka T, Moriwaki K, et al., Oncogene, 2022）。
3．樹状細胞の生存におけるRIPK1の役割とRIPK1遺伝子変異の患者で見られる末梢組織炎症の原因の一端をマウスモデルを用いて明らかにした (Moriwaki K, et al., Mucosal Immunol, 2022)。
【研究室主要论文】
?Dynamic movement of the Golgi unit and its glycosylation enzyme zones, Nature Communications, 15巻, 1号, pp. 4514, 20240527
?A high-sensitivity ELISA for detection of human FGF18 in culture supernatants from tumor cell lines, Biochemical and Biophysical Research Communications, 675巻, pp. 71-77, 202310
?EHBP1L1, an apicobasal polarity regulator, is critical for nuclear polarization during enucleation of erythroblasts., Blood advances, 20230412
【教育内容】
学部： 医学科1年次生「医学研究序论」、医学科2年次生「生化学2」、保健学科看护学専攻2年次生「临床生化学」にて讲义?実习を担当。讲义?実习を通して生化学的概念の习得を目指します。
研究科：「人体の机能」での讲义、「特别研究?演习」「医化学特别研究?演习」を担当。学位研究指导では、研究活动に必要な様々な実験手技、论理的思考法、英语文献の読み方、伝わる研究発表法(英语含)などについて指导するとともに、主体的な行动を促し、国际的に活跃できる自立した研究者の育成を目指します。
【研究内容】
医化学教室では、
(1) 细胞の生死がどのように决定づけられるのか
(2) 死を迫られた细胞がどのように振る舞い、周囲にどのような影响を与えるのか
という点に着目し、その分子机构を解明することで、生体恒常性维持机构と种々の炎症性疾患や、がんの病态の理解、また新たな治疗法の开発を目指しています。具体的には、生化学?分子生物学?细胞生物学?免疫学?遗伝子工学といった幅広い分野の手法や遗伝子改変マウスを用いて、主に以下の研究を进めています。
?细胞膜伤害応答の分子机构と炎症病态における意义
?细胞膜伤害记忆の确立と维持の分子机构と炎症病态における意义
?制御性ネクローシスの分子机构と炎症病态における意义
?细胞の生死と炎症を制御する机能性アミロイドの细胞内分子构造动态
?细胞死制御法の开発とがん治疗への応用
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