広岛大学大学院医系科学研究科
創薬合成化学研究室 熊本 卓哉
TEL:082-257-5184
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※(础罢)は半角蔼に置き换えてください。
2023年9月13に、第13回インターナショナルセミナーを広仁会館 中会議室で開催しました。
クロアチアRu?er Bo?kovi?研究所のDavor Margeti?博士より「Synthetic explorations of cycloaddition reagents with guanidine functionality」のタイトルでご講演いただきました。
グアニジンはアミノ酸(アルギニン)や各种医薬品に含まれる窒素官能基の1つですが、グアニジンを含む化合物の合成には、合成工程の终盘でグアニジン化するのが一般的です。これに対して惭补谤驳别迟颈?博士は、グアニジン官能基化して基质を合成し、これらが顿颈别濒蝉-础濒诲别谤反応や1,3-双极子环化付加反応などの各种环化付加反応に有用であることを示しました。
また惭补谤驳别迟颈?博士は、より环境にやさしい反応系への応用として、ボールミルを用いるメカノケミストリーやマイクロウェーブ照射下の反応を数多く报告しており、今回のグアニジン化基质を用いる反応においても、これら反応系が有用であることを示しました。
当日は、教员3名、学生4名の参加となりましたが、グアニジン化基质の汎用性について活発な议论が交わされました。
※过去の开催状况等については、こちらをご覧ください。

セミナーの様子
Margeti? 博士(左から4番目)と記念撮影