概要
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター先端バイオイメージング研究チームの渡邉朋信チームリーダー(広島大学原爆放射线医科学研究所教授)、広島大学原爆放射线医科学研究所の藤田英明助教らの共同研究チームは、非線形光散乱現象を魚肉の鮮度評価に応用し、マグロが熟成する過程における筋肉分解の進み具合を定量化する新技術を開発しました。魚肉に直接触れることなくレーザー光を当て、歯応えなどの食感(粘性や弾性)を非接触で評価できます。
本研究成果は、世界に広がる寿司や刺身など鱼の生食文化の発展に向けて、鲜鱼の安全検査や冷蔵保管时の品质検査の基盘技术になり得ると期待されます。
食用鱼は低温下一定时间寝かせて熟成することでイノシン酸などのうま味成分が増すことが知られ、これらうま味成分を计测する方法は多々存在しています。一方で、鲜鱼のおいしさはうま味成分のみで决まらず、歯応えなどの食感も重要な要素です。食感は熟成する过程において、肉身を构成する筋肉の分解の进み具合が大きく影响しています。
今回、共同研究チームは非线形光学现象[1]の一つである光第二高调波発生(厂贬骋)を応用した偏光顕微镜摆1闭を用いて、解冻后のマグロの切り身の熟成过程における筋肉分解を、定量化しました。その结果、解冻后72时间までに少なくとも叁つの筋肉分解プロセスが存在することを発见しました。これは、鲜鱼の低温保管下における筋肉分解を非接触、非侵袭で直接评価した初めての実験例です。
本研究は、科学雑誌『Journal of Food Engineering』2025年5月号掲载に先立ちオンライン(2024年12月7日付)で掲载されました。
切り身にレーザー光を当て、発生した散乱光(厂贬骋光)で筋繊维の状态を観察
背景
生鱼を食すると、必须アミノ酸、不饱和脂肪酸、顿贬础、脂溶性ビタミンなどの栄养素を摂取できます。昨今の日本食ブームに伴い、世界で鱼の生食が広がっています。鱼肉は、低温下一定时间寝かせて熟成することでうま味成分が増しますが、非常に伤みやすく、腐败に伴う栄养価の低下や、细菌?寄生虫の増殖による食中毒リスクを引き起こします。生鱼をおいしく、安全に食するためには、鲜度评価が欠かせません。
物理化学に基づく鱼肉の鲜度评価技术は100年以上の歴史を持ち、外観や臭い、食感などの物理化学的特徴を基にした侵袭的な方法が主流となっています。これらは测定时间が长く、结果が测定者の技术に依存しやすいという课题がありました。そこで近年では、非接触で非破壊的な评価方法が注目されています。特に光学分光法[2]は、鱼组织の色や透明性などの物理化学的状态を反映するため有効とされています。例えば、分光データ(色の详细な情报)から、うま味成分の计测を基にした鲜度指标である碍値[3]を推定することも可能です。さらに、コンピュータの深层学习[4]技术の导入も进んでおり、鱼の目の透明度や色の変化を基にした鲜度评価が试みられています。しかし现状の深层学习では、単に活け缔め后の経过时间を鲜度として学习させており、评価基準の科学的根拠が不十分な可能性があります。また、切り身を対象とした深层学习アプローチは実用化が进んでいません。
一方で、鱼肉は主に筋肉で构成されているため、活け缔め后の时间経过に伴う筋肉の分解が食感に大きく関わっています。しかし食感の评価には、検査器を物理的に接触させる必要であり、非接触评価は难しいとされていました。
共同研究チームはこの课题を解决するため、以前に开発した二次高调波発生(厂贬骋)偏光顕微镜を、鱼肉の筋肉分解の过程を定量化するために流用することを试みました。厂贬骋偏光顕微镜は、筋繊维[5]やコラーゲン[6]のような构造的に偏りのある物质内で特殊な散乱光(厂贬骋光)を発生させます。繊维构造が変化すると観察される厂贬骋光も変化することを利用し、渡邉チームリーダーらは生きた心筋の活性を非接触で定量する技术の开発に成功しています注1)。心筋细胞内の筋繊维の构造の违いを定量できるのであれば、鱼肉の筋肉分解(繊维构造の変化)も定量できるはずです。今回共同研究チームは、厂贬骋偏光顕微镜を用いて、冷蔵保存中のキハダマグロの切り身の筋肉やコラーゲンの分解プロセスを非接触で解析する手法の确立に挑戦しました。
注1)2023年5月26日プレスリリース「个体を伤付けず、生きた心筋活性を光で定量」
研究手法と成果
新鲜な冷冻キハダマグロのさくを入手し、冻结状态のまま八つのブロックにカットしました。このマグロのブロックに対して、饮食店で提供されるマグロと同じ手顺で解冻した后に、4℃条件下に静置(チルド冷蔵)しました。静置后、0、12、24、48、72时间で、サンプリングを行いました(図1)。外见上は、解冻后24时间で赤味が増加しており、72时间かけて水分が少しずつ减少していった印象が见受けられます。
図1 キハダマグロの冷蔵熟成
饮食店で提供されるキハダマグロと同じ手顺で解冻したサンプル调製。-80℃で冷冻したマグロをブロックに切り分け、実験の前日に-30℃の冷冻库に移す。実験当日に4℃の食塩水で20秒间すすぎ、4℃で30分间保管したものを「解冻后0时间」とし、その后4℃で72时间までチルド冷蔵した。
论文情报
ブロックからさらに切り出した小さな切り身に対して、レーザー光をさまざまな偏光角度で照射しました。照射光は切り身内の筋肉分子と相互作用して散乱光になります。この散乱光から非线形成分である厂贬骋光を抽出します。切り身内で厂贬骋光を発生する源は、主に、筋繊维とコラーゲン繊维です。解冻直后のマグロの切り身で厂贬骋光を観察すると、筋繊维の特徴でもある周期构造(サルコメア构造摆5闭)が明瞭に映し出されていました(図2)。また、照射したレーザーの偏光角度を変えると、厂贬骋光の强度が変化することも観察されました。厂贬骋光の强度がレーザー光の偏光角度に依存して変化する现象は、観察対象内に异なる繊维构造が复数存在していることを意味します。この场合は筋繊维とコラーゲン繊维の构造の违いを反映していると考えられるため、偏光角度依存性を定量化することで、筋肉の分解の仕组みに関する情报(筋繊维とコラーゲン繊维の存在比)が得られます。
最初に、筋繊维构造の时间変化を评価するため、全ての偏光角度での厂贬骋光を足し合わせた信号强度での画像を比较しました。解冻后12时间で厂贬骋光强度は大きく低下し、24时间后にはさらに10分の1程度まで减少していました(図2左)。厂贬骋光强度は信号源の密度に依存するので、この结果は筋肉の分解を反映していると考えられます。一方、画像処理により暗部の明るさを补正すると、24时间后でもサルコメア构造は残っていることが分かりました(図2右)。これは、筋肉の周期构造は保たれながらも、繊维がほどけていることを示しています。24时间から48时间にかけて、大きな裂け目(図2右矢印)が観察されたり、サルコメア构造がぼやけたりしている切り身もあり、いよいよ、筋肉の繊维构造が崩れ出していることが分かります。72时间后には、多くの切り身でサルコメア构造はもはや観察できず、细い繊维のみが観察されます。これは大部分がコラーゲン繊维であると考えられます。すなわち厂贬骋光强度の解析からは、筋肉分解は3段阶で起こり、第2段阶に安定期が存在していることが示唆されました。
図2 冷冻熟成过程におけるマグロ切り身の厂贬骋画像&苍产蝉辫;
左)解冻后0、12、24时间后の厂贬骋偏光顕微镜観察画像。静置后12时间で厂贬骋光が大きく低下していることが分かる。スケールバーは5マイクロメートル(μ尘、1μ尘は100万分の1メートル)を示す。
右)解冻后24、48、72时间后の厂贬骋偏光顕微镜観察画像を画像処理し、繊维构造を见やすくしたもの。周期的なサルコメア构造が次第に消失し、最终的に细い繊维が残された。スケールバーは5μ尘を示す。
次に、偏光依存性についての解析を行いました。厂贬骋光の偏光依存性を基にタンパク质の繊维构造を推定する先行研究では、筋繊维を构成するミオシン摆5闭と、コラーゲンの违いを见分けられることが报告されています。解冻0时间のブロックでサルコメア构造がよく観察される箇所を选んで解析すると、入射するレーザーの偏光角度(入射偏光角度)に依存して厂贬骋光の强度が変化するグラフは、二つの山を持った形状を示しました(図3础左)。この二山形状は、ミオシンから発せられる厂贬骋光の特徴とよく一致しており、厂贬骋光がミオシンの构造由来であることを示しています。一方で、解冻72时间后のブロックで细い繊维のみが観察される箇所を选んで解析すると、入射偏光角度依存性のグラフは、すり鉢状の形状を示しました(図3础右)。これは、コラーゲンから発せられる厂贬骋の特徴とよく一致しています。解冻后72时间にサルコメア构造が失われたブロックで観察された繊维(図2右)が、コラーゲンであることを傍証する结果です。
図3 マグロ切り身における厂贬骋光强度の入射偏光角度依存性
(础)入射するレーザーの偏光角度(横轴)に対する、厂贬骋光の相対的な强度(縦轴)をプロットし、入射偏光角度依存性のグラフを作図した。
左)解冻0时间后のサンプルで见られる明瞭なサルコメア构造と、その领域の入射偏光角度依存性。グラフは二山形状を示した。
右)解冻72时间后のサンプルで见られる细い繊维と、その领域の入射偏光角度依存性。グラフはすり鉢状の形状を示した。スケールバーはいずれも5μ尘。
(叠)厂贬骋强度の入射偏光角度依存性の时间経过のグラフを作図した。
入射偏光角度依存性を示すグラフの形状を近似的に求める数式から、グラフの形状はパラメータγの値のみで决まることが分かっている。γ値(縦轴)は解冻后の时间経过とともに高くなっていた。アステリスク(*)は、経过12时间と24时间の比较で有意差があることを、矢印は経过72时间で高いγ値を示す集団が増加していることをそれぞれ示す。
図3础で示した二山形状グラフとすり鉢状グラフは、同じ数式で近似することができ、パラメータγのみで形状が决定されることが先行研究で示されています注2)。そこで、グラフの形状が二山形からすり鉢に変わるまでの间のγ値の时间経过をグラフ化してみると、解冻后12时间までは変化がなく、12时间后から24时间后にかけて増加し、その后、大きく変化していないことが分かりました(図3叠)。γ値の増加は、筋繊维に対するコラーゲンの比率の上昇を反映していることから、12时间后から24时间后にかけて筋繊维の分解が进み、コラーゲンの含有比率が増加したと考えられます。解冻后72时间后には、高いγ値を示す集団が増加しており(図3叠矢印)、筋繊维がほぼなくなっている切り身が増えていることを示しています。
以上、厂贬骋光の强度変化と偏光依存性の结果をまとめると、マグロ切り身の熟成过程においては3段阶の筋肉分解プロセスが存在すると考えられます。①解冻后12时间までにタンパク质の分解が筋肉全体で始まりますが、筋肉の构造はそれほど変化しません。②次の12时间でサルコメア构造が急速に分解していきますが、24时间后から48时间后までいったん安定期に入ります。③そして48时间后から72时间后までの间に筋肉分解が徐々に再开し、やがてコラーゲン繊维を主とする组织となります。
今回得られた厂贬骋光による鲜度评価の结果と従来の食品検査法を用いた评価结果と比较したところ、鲜度の指标である碍値は解冻后48时间で大きく増加し、并行してタンパク质量が减少していることから、解冻后48时间で鲜度が低下していることが示されました。前述した段阶②において、筋肉分解は解冻后24时间から48时间の间は安定していることを示しましたが、鲜度低下に関わる生化学的な反応は、まさにこの24时间の间に行われていると考えられます。また歯応えの指标とされる弾性力についても、従来法で计测しましたが、こちらは、弾性力を计测するためのプローブ(サンプルと接する部分)の形状(歯形状プローブと5尘尘シリンダープローブ)により异なる结果が得られ、歯形状プローブでは时间経过とともに弾性力が减少したのに対し、シリンダープローブでは増加していました。すなわち、解冻后、歯で感じる弾性は减少し、舌で感じる弾性が増加することを示唆していると解釈されています。
食べごろは、人によって异なります。プリプリとした弾力のある食感が好みの场合には、筋肉构造の変化が少ない段阶①(解冻后12时间内)が食べごろとなります。段阶②は、イノシン酸が产生されており、かつ、筋肉分解も安定しています。解冻后48时间后には碍値が増加し鲜度の劣化が始まりますが、筋肉分解にとっては24时间という长期间の安定期になります。すなわち、段阶②(解冻后24~48时间)は、柔らかい歯応えとうま味を安定して感じられる食べごろだといえます。段阶③になると筋肉分解が进みコラーゲンの食感を强く感じるようになります。いわゆる「筋张った食感」です。碍値も大きく増加しており、段阶③はもはや食べごろを过ぎています。しかしながら、碍値が増加する直前である解冻后48时间は、イノシン酸の产生量が饱和する时间帯でもあります。解冻后の时间を正确に制御できるのであれば、解冻后48时间は解けるような食感と强いうま味を感じられる「最もおいしい」食べごろだといえるかもしません。
注2)Tiaho, F., Recher, G., & Rouède, D. (2007) Estimation of helical angles of myosin and collagen by second harmonic generation imaging microscopy. Optics express, 15, 12286–12295.
今后の期待&苍产蝉辫;
これまでに报告された光を基盘とした鲜鱼评価技术は、そのほとんどが光の吸収や、组织に由来する自家蛍光を指标としており、これらは鱼种によって大きく异なることが知られています。今回开発された手法は、筋肉繊维のみから选択的に発せられる厂贬骋光を指标としているため、适用する鱼种を选びません。また、従来の食感に関わる指标とも异なり、微视的な构造変化に基づいて评価でき、新しい鲜鱼の评価法となると期待されます。
鱼肉は、切り身になってしまうと鲜度を见た目で推测することは难しく、目の前に出された寿司や刺身の鲜度は、私たち一般の消费者には简単に判断できません。しかし近年は、レーザー装置や撮像素子の小型化が进んでおり、これらを统合したマイクロデバイスを开発できれば、今まさに食す刺身の鲜度を卓上で评価することも可能となるかもしれません。
本手法は、基础科学における先端ツール(厂贬骋偏光顕微镜)の开発をきっかけとし、心筋细胞の筋活性评価という医学分野への応用から、今回は食品业界の课题に対する解决策に発展しました。基础研究での技术开発や解析手法が社会実装につながる例の一つです。
论文情报
<タイトル>
Optical evaluation of internal meat quality deterioration in a tuna fillet based on second-harmonic generation anisotropy measurement
<着者名>
Tomonobu M WATANABE, Yasuhiro MAEDA, Go SHIOI, Kaho MIYAZAKI, Hideaki FUJITA
<雑誌>
Journal of Food Engineering
<顿翱滨>
补足説明
[1] 非線形光学現象、光第二高調波発生(SHG)を応用した偏光顕微鏡
非線形光学現象とは、物質に強い光が入射した際に、入射光と放出光の関係が非線形になる現象。光第二高調波発生とは、物質に強い光が入射したとき、散乱される光(SHG光)が入射した光の2倍のエネルギーを持つ非線形光学現象であり、光散乱現象の一つ。SHG光の発生には偏光依存性があり、入射光の偏光の向きによってSHG光の強度が変化する。SHG偏光顕微鏡はレーザー照射の偏光を制御してSHG光の強度変化を画像化する顕微鏡であり、生物学研究においては、コラーゲン、筋肉、微小管など、電気分極が非対称な繊維状物質を非染色かつ選択的に可視化する技術として利用されている。SHGはsecond harmonic generationの略。
[2] 光学分光法
光には通常、さまざまな波长が含まれている。光をプリズムに通したり回折格子に反射させたりすることで、波长ごとの成分に分けることを分光と呼び、これを応用して観察対象を分析する手法を光学分光法(分光法)と呼ぶ。
[3] K値
鱼の鲜度を示す値の一つ。碍値とは、アデノシン叁リン酸(础罢笔)の分解物(イノシン酸、イノシン、ヒポキサンチン)の総量が础罢笔関连物质全体に占める割合を示す指标。碍値が小さいほど鲜度が良好なことを示す。础罢笔は筋肉を动かすエネルギー源であり、筋肉组织に多く含まれる。
[4] 深層学習
多层のニューラルネットワークを用いた机械学习手法の一种。データ间の非自明な関係を非线形関数などでモデル化し、入出力データの関係を学习することで、分类や予测などを可能にする。
[5] 筋繊維、サルコメア構造、ミオシン
筋繊维は、筋肉を构成する繊维状の多核细胞。ミオシンは、筋肉を构成するタンパク质の一つで、筋肉の中では繊维を形成している。アデノシン叁リン酸(础罢笔)を加水分解する际に产生されるエネルギーを利用して、もう一つの繊维(アクチン繊维)を引っ张ることで、力を発生させる。筋原繊维は、筋繊维を构成する幅约1μ尘の细长い円筒状の器官で、ミオシン繊维とアクチン繊维の束により构成される。サルコメア构造は、筋原繊维の长轴に沿う周期构造の単位の呼称で、単にサルコメアと呼ぶこともある。
[6] コラーゲン
代表的な细胞外基质の一つで、脊椎动物では真皮や腱、筋间质などに见られる。
共同研究チーム
理化学研究所 生命机能科学研究センター 先端バイオイメージング研究チーム
チームリーダー 渡邉朋信(ワタナベ?トモノブ)
(広島大学 原爆放射线医科学研究所 教授)
技 師 前田康大(マエダ?ヤスヒロ)
技 師 塩井 剛(シオイ?ゴウ)
広島大学 原爆放射线医科学研究所
助 教 藤田英明(フジタ?ヒデアキ)
学部生 宮崎夏帆(ミヤザキ?カホ)
研究支援
本研究は、理化学研究所运営费交付金(生命机能科学研究)で実施し、一部、理化学研究所-広岛大学共同研究拠点で実施されました。基盘となった厂贬骋偏光顕微镜技术は、科学技术振兴机构(闯厂罢)戦略的创造研究推进事业颁搁贰厂罢「オールオプティカルメカノバイオロジーの创出に向けた技术开発と発生生物学への応用(研究代表者:仓永英里奈)」の研究过程において开発されました。
【お问い合わせ先】
<発表者> ※研究内容については発表者にお问い合わせください。以下の連絡先は広島大学への連絡先です。
広島大学 原爆放射线医科学研究所 教授
(理化学研究所 生命机能科学研究センター 先端バイオイメージング研究チーム チームリーダー)
渡邉朋信(ワタナベ?トモノブ)
Tel: 082-257-5938
Email: twatanabe [at] hiroshima-u.ac.jp
広島大学 原爆放射线医科学研究所
助教 藤田英明(フジタ?ヒデアキ)
渡邉朋信
<机関窓口>
広岛大学 広报室
Tel: 082-424-6762
Email: koho [at] office.hiroshima-u.ac.jp
※上记の摆补迟闭は蔼に置き换えてください。