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新入生に大学生活を楽しんでほしい
新型コロナウイルス感染拡大の影响で、入学式やオリエンテーションキャンプ等が次々と中止になった2020年春。新入生らが例年のようにはキャンパスライフをスタートできていないことを知り、広岛大学の学生と広岛修道大学の学生が协力してオンライン交流会を8回开催し、県内大学の新入生ら约40人が参加しました。
今回、この交流会を企画した総合科学部の田原晃成さん、歯学部の古坚裕伦さん、清水(きよみず)慎太郎さん、広岛修道大学の清水(しみず)仁裕さんの代表4人にメールでお话を伺いました。

左:おげん*(古坚さん)、真ん中:らっこ*(田原さん)、右上:きよ*(清水慎太郎さん)、右下:まさひろ*(清水仁裕さん)
※ オンライン交流会でのニックネーム
この交流会を立ち上げたきっかけについて教えてください。
<清水(慎)さん>
コロナウイルス感染症が拡大していたこの春、新入生から「大学に入って友人が一人も出来ていない」「大学のことがよく分からない」「サークルに见学に行けない」「先辈と交流ができない」といった不安を耳にすることが何度かありました。
私の场合、入学后多くの先辈や友人に出会えたことで、新生活への不安を解消できましたし、大きく成长することもできました。しかし、今年の新入生にはそういった机会が少ない。それならば、オンラインで新入生のためにそういった场を提供できないかと考えました。
1人より仲间と一绪に企画した方がより良いコンテンツができると考え、インターンシップで知り合った3人に声をかけました。
颜も知らない新入生同士に集まってもらう…大変そうですね。
<清水(仁)さん>
私たち自身も感染予防する必要があったため、オンラインでミーティングを进めていきました。新入生はこの状况で何に不安を感じていて、どのようなイベントをしたら喜ばれるのかを话し合いながらコンテンツの作成や运営体制等の详细を决め、主に罢飞颈迟迟别谤、滨苍蝉迟补驳谤补尘等の厂狈厂で、1年生に参加を呼びかけました。

クイズの様子
<古坚さん>
交流会自体も、絵しりとりやワードウルフなど、初めての参加者同士でも楽しめるゲームなどを意识的に取り入れました。
他にも、夏休みの过ごし方、旅やバイトに関して参加者全员で考えたり、大学生活をどのように过ごせばいいのかなどについてディスカッションし、大学生活にプラスになるような情报を共有しました。
<田原さん>
参加者の1年生が提案してくれたクイズ企画も行いました。自分の出身地?趣味?好きな食べ物等、个人的な情报をクイズにして出题し合いました。これをきっかけに自分のことを话していくので、お互いの仲が深まっていくように感じました。
交流会の运営をやってみて、难しかったところや楽しかったところを教えてください。
<清水(慎)さん>
最も难しかったのは集客です。新入生に不安感をなくしてもらうために様々な対策をとっているのですが、なかなか思うように新入生が集まらなかったです。
参加者から分からないことを相谈されることも多く、それに応えている时に交流会を开いて良かったなと思いました。
<清水(仁)さん>
交流会の运営で难しく感じたのは、新入生交流会というブランドを高めていくことです。私たちは他の団体と违って、特别何かをテーマにしているわけではありません。そのため、参加者が満足する温かい空间を作ろうと企画から宣伝まで想いを込めました。
<古坚さん>
特に新入生は、オンラインで先辈に出会うため、初対面での紧张感が强いです。そのため、自然な雰囲気を作ることが非常に难しかったです。简単なゲームや自己绍介を工夫する等して、自然な雰囲気を作れるよう、改善を重ねながら取り组みました。
方言を题材にしたクイズ大会では、皆で盛り上がって楽しかったです。
<田原さん>
自分はイベントの企画、运営を主にしていたのですが、今の1年生が何に问题意识を感じていて、どんなイベントを必要としているかを考えるのが难しいポイントでした。
地元メディア等に取り上げて顶いたことはとても嬉しいことでした。自分たちの行っていた活动が社会に认められた気がして、やって良かったなと思いました。
参加者たちの声
- オンラインかつ初対面だったのに、短期间で仲良くなれる仕组みを考えてくれた!オンラインでの罚ゲームがよかった!
- もっといろんな人にも参加して欲しいと思った!そうすることで、多様性が出てもっと良い会になっていくと思う。
- ワードウルフと絵しりとりが楽しかった。次は参加型のゲームがしたい。
- 絵しりとりがとても面白くて良かった!
- 一人暮らしが始まり、环境も新しくなって、精神的にも辛かったときに、たまたま目に入ったのが広岛交流会でした。そこでは先辈や新たな友达とも出会えたので、本当に感谢してます!
- 皆で楽しくゲームをすることができた。皆とても优しくて、话しやすかった。
- 地元に関するクイズで、自分の地元を绍介でき、他の参加者からは他県の魅力を教えてもらえて良かった!
新入生が大学生活に惯れてきたこともあり、今年度内の开催予定はありませんが、会で知り合った新入生同士で交流を深めているとのこと。
まだまだ感染拡大の影响は続きそうです。この活动を通しての感想をお愿いします。
<清水(仁)さん>
いつもの学生生活に完全に戻るめども立っていません。コロナの影响で、気軽に人と出会うこともできず、様々なことが想像通りには进まない状况です。そんな时こそ、自分のやりたいことを见つけ、自分の存在を肯定し合えるような强い関係を筑ければ良いと思います。広岛県内の大学はキャンパスも离れており、これまで大学间の交流もあまりありませんでしたが、交流会での経験を生かし、大学间のネットワークも大切にしていきたいです。
(2020年7月取材/広报グループ厂)
広岛大学広报グループ