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ひらめき☆ときめきサイエンス「気球を使って环境観测を体感しよう!」を开催しました

集合写真

2016年8月6日(土)に,ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 「気球を使って環境観測を体感しよう!」を,本学(東広島キャンパス内)にて開催しました。

当イベントは,の社会还元?普及事业の1つとして,本学大学院工学研究院()の作野裕司准教授が実施代表者を务め(実施分担者は同研究院()の田中义和准教授,その他実施协力者7名),今年度で9回目の开催となります。

开催当日は朝から晴天に恵まれ,小学生(5?6年生)16名と中学生4名,その保护者の方々等を合わせて,计23名が参加されました。当初の予定通り午前10时より,工学研究科(工学部)大会议室にてイベントを开始して,最初に科研费や日本学术振兴会についての説明を行い,その后讲义を行いました。

会場の様子

午前中の講義では最初に,主に気球に搭載される「カメラ」の仕組み(手をふれずに色,形,温度を測る方法)について紹介しました。まず「Google Earth」の最新の使い方を説明した後,広島大学の気球観測について,過去のテレビや新聞での報道をパワーポイントで映しながら説明を行いました。ここでは受講生が身近に使っているカメラのしくみについて学んだ後,人工衛星から写真を撮る道具としての分光計のしくみを実感してもらうために,CD分光計を自作してもらいました。受講生は自作したその分光計を使って,太陽の光が虹色に分光する様子を熱心に観察していました。

CD分光計の説明と製作の様子

次に,立体画像について绍介して,毎年好评の青赤メガネを使った立体视体験をしてもらいました。午前中の最后は手をふれずに温度が计れる「サーモグラフィー」の実験も行いました。

サーモグラフィー実験の様子

午后の讲义では,风船の浮力を体験することから始めました。まず,毎年好评の映画「カールじいさんの空飞ぶ家」をまねた模型の家を风船で飞ばす実験を行いました。模型の家には広岛大学総合博物馆のキャラクターである「贬颈谤辞驳君」をとりつけ,この「贬颈谤辞驳君」が何个の风船(约6驳の浮力)でこの家(92驳)が飞ぶかを実験しました(计算では16个の风船によって家が浮き上がるはずで,ほぼそのとおり浮き上がりました)。模型の家が浮き上がると,会场からは大歓声が上がりました。

「カールじいさん」の浮力実験の様子

讲义の后,今度は外に出て本物の环境観测用気球に対面してもらいました。当日は猛暑であったため,讲义栋玄関の屋根のある场所で体験学习を実施しました。まず风船で実感した浮力を実际の気球の浮力と比べてもらうため,参加者全员が気球のロープを引っ张りその浮力の大きさを体験してもらいました。そしてその场で気球を上空约100mまで上げました(なお,安全のため参加者にはヘルメットをかぶってもらっています)。気球をバックに参加者全员で记念撮影をしました。さらに今年は,広岛大学が所有する空撮用ドローンの飞行も短时间见てもらいました(ただし,受讲者に危険が及ぶ可能性があるので,飞行は1尘程度の高さまでに制限しています)。その后,再び室内に移动して,外で上げた気球から撮影したビデオ映像を鑑赏しました。画像には,直前に上空から映したその地上の映像が映っており,受讲生は上からの画像に感心して见入っていました。

気球の引っ張り体験とドローンの飛行,空撮映像の様子

イベントの最后には,受讲生全员に未来博士号を授与しました。受讲生は皆,うれしそうな表情で未来博士号を受け取っていました。

今年は初めての试みとして,受讲生に自ら活発な活动をさせるために讲义のところどころにクイズを入れたり,色を测る道具として颁顿分光计を受讲生に自作してもらうなどの工夫をしていますが,受讲生が自主的に科学を考える良い経験になったようです。今后のイベント开催时にも,このような製作教材を充実させることが重要と考えます。

このイベントに関する问い合わせ先

 大学院工学研究院エネルギー?环境部门(耐空耐航性能研究室)
? 准教授 作野 裕司
 TEL: 082-424-7773


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