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比较日本文化学

(教育研究分野:人間文化学 )

あらゆる「既成事実」を问い直し、21世纪を切り开く学问の维新を断行しよう。

当分野は、平成19年度より開設されたまったく新しい分野です。「比较日本文化学」とは、なによりも私たちをとりまく日本文化を比較してみようという学問です。ここには大きく三つの射程が含まれています。

第一は「比较」という射程です。日本文化をなにかと比较するという行為それ自体が、すでに日本文化の絶対化を否定し、その相対化への道を开いています。&苍产蝉辫;比较とは决して静态的な作业ではなく、きわめて紧张感に満ちた动态的な作业にならざるをえません。

第二は「日本」という射程です。日本とは、時代を貫通して超越的に存在する歴史空間でも、固定的で排他的な構造によって支えられる文化空間でもありません。逆に、日本という視点?価値が設定されることで、歴史や文化、あるいは精神や自然さえもが創出されてきました。 その意味で、日本とはいわば思考空間であり、方法論?装置?イデオロギーだといえます。

第叁は「文化」という射程です。固有の文化とか伝统的文化といった场合、文化は完结的?闭锁的にとらえられがちです。そのような硬直化した立场からの文化比较は表层的な分析にならざるをえません。文化とはつねに多元的?流动的であり、异なる人间集団间が交流するプロセスの中からこそ生み出されるという视点こそが重要となります。&苍产蝉辫;

当分野は誕生して間もなく、既存のディシプリンにとっては辺境的存在ともいえますが、人類史はつねに辺境から変革されてきました。学問の変革期にも新鮮な辺境が出現しなければなりません。「比较日本文化学」から、トータルに世界を獲得することを目標とします。

▲ 戦前の日本には「拡大」する文化表象が多数見られました。

北京での日本语作文スピーチコンテスト

▲北京での日本语作文スピーチコンテスト

朝もやの中のポロブドゥール

▲朝もやの中のポロブドゥール(インドネシア)


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