麻豆AV

口腔生理学

杉田 誠 教授

【研究キーワード】
味覚、摂食、必须脂肪酸、唾液分泌、嚢胞性线维症

【最近のハイライト】
酒寄助教の「妊娠中に母親が食べる油(脂質)の種類が子の食嗜好に影響する機構」の論文がCommun Biol誌に掲載されました。味覚情報を伝える神経経路を可視化するマウスを作製し、そのマウスを用いて甘味と苦味情報が脳内で識別?認知される機構や、甘味や苦味刺激により対照的な行動?情動反応が惹起される機構を分子?細胞?システムレベルで解明することを目指しています。グラミシジン穿孔パッチクランプ法を唾液腺細胞の陰イオン輸送の解析に適用し、唾液腺における水輸送の駆動力となる陰イオン分泌を細胞単位、実時間で測定する方法を確立し、イオン?水分泌制御機構を解明しています。

【研究室主要论文】
?INFORMATION PROCESSING IN BRAINSTEM BITTER TASTE-RELAYING NEURONS DEFINED BY GENETIC TRACING, NEUROSCIENCE, 250巻, pp. 166-180, 20131010
?Visualization of the secretory process involved in Ca2+-activated fluid secretion from rat submandibular glands using the fluorescent dye, calcein., Eur. J. Cell Biol., 79巻, pp. 182-191, 20000401
?CFTR Cl- channel and CFTR-associated ATP channel: distinct pores regulated by common gates., EMBO J., 17巻, pp. 898-908, 19980401

【教育内容】
生理学?口腔生理学の讲义と実习を通して、生体が保有する生理机能および生命システムの动作原理を学びます。生体が外的环境の様々な変化を感知し、动的に内部环境の恒常性を维持する机构を学び、恒常的状态の破绽である病态を理解するための基础を身につけます。また顎口腔领域における感覚机能?运动机能について理解を深めることを目指します。

【研究内容】
1:味覚识别と味覚诱発行动?情动の神経回路基盘に関する研究
2:妊娠中の必须脂肪酸摂取が子の脳発生?脳机能に及ぼす影响の研究
3:唾液腺等の上皮膜输送に関与するイオンチャネル?トランスポーター机能の分子生理学的解析
4:脳机能动态?病态の时空间ダイナミクスの可视化と分子マーカー
5:嚢胞性线维症原因遗伝子(颁贵罢搁)の分子机能と変异体の病态発现に果たす役割に関する研究

骋贵笔标识味覚受容体と顿蝉搁别诲标识トレーサーを発现する味覚受容细胞
 

摂食行动を制御するドパミン神経细胞(マゼンタ)が新たに作られる様子(緑)
 

唾液腺细胞での阴イオン分泌机构


up