现在,8学年の家庭科では,本校の新领域「光辉(かがやき)」の学习の一环として,幼児や高齢者の视点から,住生活の安心?安全?快适について学习しているところです。
この度,尾道福祉専门学校より重冈秀和先生をはじめとする先生方や学生さんがお越しになり,8年生は「共に生きる」をテーマとして,住まいの安心?安全を高齢者の立场から考え,さらに,本校卒业生の介护福祉士である大川爱舞さんより,働くことの意味について学びました。
はじめに,生徒からの挨拶と特别讲义をしていただく先生方より自己绍介がありました。


重冈先生からは,「安全に暮らすための生活环境 ~主に高齢者の生活环境~」をテーマに,高齢者の事故とその防止を踏まえ,安全と安心のみにとどまらず,その高齢者にとっての居心地のよさや安堵を求めて支援していくことの大切さを话されました。


高齢者の気持ちを理解し,共に生きるため,(讲义だけではなく)体験を通しての学びもありました。「涂り絵の体験」では,二人ペアになり,一人は视界がほとんど暗くなってしまうサングラスをかけて涂り絵をし,もう一人は介护者として相手がどうすれば涂りやすくなるか考えながら対応します。
介护者は相手に近づいてアドバイスするものの,近づきすぎると光を遮ってしまうことから,いろいろと苦虑したり工夫しながら対応している様子が伺えました。


「买い物体験」では,お客役が二重に手袋を着けて(指先の器用さが夺われます)财布から硬货を出して买い物してみようとするもので,店员役はお客さんにどうすれば安心して买い物をしてもらえるか考えながら対応していきます。
お客役は手先が上手く使えないもどかしさを感じながら,店员役も硬货を拾ったりとできる范囲で支援する様子が伺えました。


体験学习の后は,本校の卒业生であり,现在,介护福祉士として働いている大川爱舞さんより,介护福祉士として働く意味や思いをリモートでお话されました。高齢者に対して,季节を感じる行事を味わってもらったり,好きなアーティストなど趣味を生かした取组を行ったり,诞生日の过ごし方を大切にしたりと,もともと生活の拠点であった家での过ごし方に近づけるように,家でしてきたことが施设でも続けられるように,努めていらっしゃるとのことです。また,高齢者の意欲を引き出すのが福祉の役割であり,いい人生だったと思ってもらえることが介护福祉士の魅力であるとお话されました。


最后,生徒からの质问があり,変化に富むさまざまな质问に重冈先生や大川さんが中心となって丁寧にお答えいただきました。特に认知症に対する考え方や思いについてのお话は感慨深いものがありました。

生徒からの御礼の挨拶では,高齢者が生きたい人生を送ることを支援しているという介护福祉士の姿にたいへん印象に残ったとして,その思いを语りました。

普段の授业では味わえない讲师の先生の话や体験が目白押しでしたが,高齢者をはじめとする多様な人の立场に立って考えながら,今の自分を见つめ,将来の职业选択や生き方につながる机会となったでしょうか。
司会や挨拶を务めたり,积极的に质问をした生徒の皆さん,ありがとうございました。
そして,この度の讲义に际し,重冈秀和先生をはじめ尾道福祉専门学校の先生方や学生の皆さん,そして介护福祉士の大川さん,ありがとうございました。