1792(寛政4)年、広岛堺町の医师?星野良悦が工人?原田孝次に依頼して作った等身大の成人男子骨格模型で、舌骨、耳小骨を除く全骨が揃っている。木骨は手根骨や指骨のような小さい骨まで别々に作られ、ほぞとほぞ穴で结合するようになっている。『解体新书』の骨図(1774年)と比べて遥かに正确?精巧で、医师と工人の観察力と技术の确かさがうかがえる。
1798年、江戸に持参して杉田玄白や大槻玄沢から絶賛され、「身干仪」と命名された。帰広の后、2体目の木骨を作り、幕府医学馆に献上したが、これは行方がわからない。
その后に作られた各务木骨(1810年顷)、奥田木骨(1820年顷)と违い、星野木骨の头盖冠は切ってないが、头盖の内部构造や头盖内外を连络する孔は、ほぼ正确に作られていることが、齿线や内视镜検査でわかる。2004(平成16)年、国の重要文化财に指定された。
なお、星野木骨は全身を组み立てて用いたとは考え难いが、レプリカを组み立てたものが常设展示してある。
特别展开催中は一部展示していないものがあります。
身干仪(星野木骨) ※国重要文化财

解体新书(解体新书)【初版本】

江戸时代に杉田玄白らが翻訳した初版本(展示は増补版)。
医学生ノート

明治初年の医学生ノート。
忽布満(コップマン)氏など、外国人教师にも习ったことがわかります。
神农像

中国医学やわが国汉方医学の始祖といわれる、中国古代の王「神农」の像。
华冈青洲の书

世界で初めて全身麻酔を行った华冈青洲(初代)の书。
富士川游の书

日本で初めて医学史研究の道を拓いた、広島が生んだ偉大な医師富士川游の书。
吉益东洞像

日本脉管学会创设に中心的役割を果たした本学名誉教授西丸和义(生理学教室)が、退职にあたり作成した3体のうちの1体が、本学医学部に寄赠されました。
レオナルド?ダ?ヴィンチの解剖図谱(复製)

数百枚を所蔵。
原図はイギリス王室所蔵。
レーヴェンフックの顕微镜(复製)

レーヴェンフックが作った世界最初の顕微镜。
レントゲンのX线発生装置(复製)

レントゲンが作った世界最初のX线発生装置。
以上のほかにも、江戸时代の中国医学书『伤寒六书』、宇田川玄真着书『医范提纲』、マルピギーの「顕微镜図谱」、エウスタキオの「解剖図谱」や、多数の本学名誉教授から寄赠された贵重本など、さまざまな资料が収蔵されています。
また、本学によって初めてその被害が明らかにされた「大久野岛毒ガスコーナー」には、大久野岛资料馆から借用している、当时の毒ガス製造や保管に使われていた资料を、原爆放射线医科学研究所コーナーには、アメリカ合众国から返还された、米军机による原爆投下前后の写真を展示しています。