麻豆AV

分子细胞情报学

【研究キーワード】
小胞体ストレス、细胞応答、生化学、细胞生物学、分子生物学、神経疾患、骨代谢疾患

【最近のハイライト】
小胞体ストレスが生じると小胞体からシグナルが発信されストレスによる细胞障害を回避する机构(小胞体ストレス応答)があります。最近ではこの小胞体ストレス応答を担う分子がストレスに抵抗するためだけではなく、软骨细胞の増殖や褐色脂肪细胞の机能、破骨细胞の成熟、骨での血管形成に重要であることを当研究室が明らかにしました。また小胞体ストレス応答が癌细胞の细胞増殖に利用されていることを明らかにしました。

【研究室主要论文】
? Unfolded protein response, activated by OASIS family transcription factors, promotes astrocyte differentiation, NATURE COMMUNICATIONS, 3巻, pp. 967, 20120724
?Regulation of endoplasmic reticulum stress response by a BBF2H7-mediated Sec23a pathway is essential for chondrogenesis, NATURE CELL BIOLOGY, 11巻, 10号, pp. 1197-1204, 20091201
?OASIS, a CREB/ATF-family member, modulates UPR signalling in astrocytes, NATURE CELL BIOLOGY, 7巻, 2号, pp. 186-194, 20050201

教育内容
学部では2年次の生化学の讲义および実习の一部を担当しています。生化学の讲义では细胞内小器官(オルガネラ)の机能や、糖质?脂质の细胞内での代谢について取り扱っています。実习では医学研究に必要な生化学実験の原理?手法を用意されたサンプルの解析を通じて学びます。また4年次の医学研究実习では担当教员の指导の下、4ヶ月间最先端の研究に携わり実験および研究成果の発表を行います。
大学院の博士课程では最初は教授から研究テーマを渡されて研究を开始しますが、当研究室では学生自身が勉强したことや実験により得られた结果を基に様々な提案を行って诲颈蝉肠耻蝉蝉颈辞苍を重ねることで主体的に研究を展开し、研究者として必要な能力を身に着けます。
修士课程では担当教员の指导の下で基本的な実験手法や知识を身につけた上で同様の诲颈蝉肠耻蝉蝉颈辞苍を重ねて研究を遂行します。また博士?修士课程ともに各自の研究の进行に合わせて様々な学会で研究成果の発表を行う机会もあります。

研究内容
タンパク质合成の场として机能する小胞体の机能障害は「小胞体ストレス」と呼ばれる新概念として定着し、神経変性疾患や糖尿病、慢性炎症、骨粗鬆症などの発症要因として注目が集まっています。当研究室では小胞体から発信されるシグナルがどのように生体の机能调节に関わるのか、また小胞体の机能异常が疾患の発症へどのように繋がるのかを解明するため、日々研究を行っています。当研究室の研究について详しく知りたい方は是非をご覧ください。

【写真説明】 研究室でのセミナー风景。当研究室では研究の进捗を报告しディスカッションする
プログレスセミナーと、最新の论文を绍介するジャーナルクラブを週1回行っています。


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