
2018(平成30)年9月28日,工学部新第一类 (平成30年4月改組) の発足を記念して企画されたシンポジウム「輸送機器の研究?開発と教育のグローカル拠点を目指して」を, (広島市東区) で開催いたしました。
※ 後援 (順不同):
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※ 本シンポジウムの開催案内 (プログラム等) は,こちら より参照下さい。
この度改組された工学部新第一类は,旧第一類 (機械系学類) と,旧第四類 (建設系学類) の輸送機器環境工学のグループとを統合して発足した学類であり,その概要と特徴の他,産学協同研究の事例紹介,研究開発のシーズ?研究設備と産業への適用事例について,製造業をはじめとした産業界や官庁等の方々を対象に広く知って頂くことを目的に本シンポジウムは開催されました。当日は,本学の教職員も含め約150人の参加がありました。
最初に,河原能久工学部長 (大学院工学研究科長) と平成30年度類長の遠藤暁教授による開会挨拶の後,土井康明教授より新第一類の概要と特徴について紹介がありました。

開会挨拶 (左: 河原学部長 / 右: 遠藤(暁)類長)

新一類の概要と特徴 (土井教授)
続いて,新第一類の教員による産学共同研究の例 (下記の4件) についてそれぞれ紹介がありました。
- 広島大学革新的ものづくり研究拠点活動の成果と今後の取り組み (篠崎賢二教授)
- 造船分野での共同研究と企業人材育成の事例 (安川宏紀教授)
- 次世代自動車技術共同研究講座 ARC: Automotive Research Collaborative laboratory (西田恵哉教授)
- 産官学連携による中小造船の騒音対策 (竹澤晃弘准教授)

産学共同研究の例1 (篠崎教授)

産学共同研究の例2 (安川教授)

産学共同研究の例3 (西田教授)

産学共同研究の例4 (竹澤准教授)
さらに続いて,新第一類のシーズ?研究設備と産業への適用事例 (4つの教育プログラム (下記の研究グループ) 別) について,それぞれ紹介がありました。
- 広島大学工学部第一類 机械システムプログラムのご紹介 / 機械力学研究室の技術シーズ (菊植亮教授)
- 産業用ロボットの「ティーチングレス」化のための運動精度測定?補正技術 (茨木創一教授)
- 输送システムプログラムのシーズ?研究設備と産業への適用事例 (中島卓司助教 / 田中智行准教授)
- 新一類のシーズ?研究シーズと設備「材料加工プログラム」 (佐々木元教授)
- 弾塑性工学研究室 (日野隆太郎准教授)
- エネルギー超高度利用研究拠点 (松村幸彦教授)
- 高周波数パルスデトネーション (PD) 技術の開発 (遠藤琢磨教授)
- エネルギー変換材料の研究 (水素および二次電池) (市川貴之教授)

机械システムプログラム (菊植教授)

输送システムプログラム (中島助教)

材料加工プログラム (佐々木教授)

エネルギー変换プログラム (松村教授)
そして,の素利孝久特別顧問より,特別講演「広島大学とマツダ株式会社の連携のこれまでとこれから ~新一類への期待~」を賜り,産学連携の歴史とマツダ株式会社の取り組みをご紹介頂いた他,本学と工学部新第一类への期待をお寄せ頂きました。

特別講演 (マツダ(株) 素利特別顧問)
この後,濱田邦裕教授の司会により,パネルディスカッション「新一類の目指す方向性について -産官学の協奏によるサステナブルな発展の実現のために-」を行いました。始めに,地域経済部长の中内重则様より「产学官连携の更なる発展に向けて」,イノベーション推進部長の上丸敦仁様より「広島県における産学官連携の取組」と題してそれぞれご講演頂いた後,素利特別顧問,本学の高田隆理事?副学長 (社会産学連携担当),西田教授,安川教授を加えたパネリストで,産官学の各立場から討論頂きました。

パネルディスカッション
(司会: 濱田教授 / パネリスト: 素利特別顧問,中内様,上丸様,高田理事?副学長,西田教授,安川教授)
最后に,北村充教授による闭会挨拶で,本シンポジウムは终了しました。

閉会挨拶 (北村教授)
※ なおこの后,交流会が开催されました。
この记事に関する问い合わせ先
工学部新第一类発足記念シンポジウム実行委員会
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