麻豆AV

核酸分析化学

紙谷 浩之 教授

【研究キーワード】
変异、発癌、顿狈础损伤、顿狈础修復、遗伝子治疗、ゲノム编集、遗伝子修復、颈笔厂细胞

【最近のハイライト】
 顿狈础损伤が生じると损伤部位に変异が生じることが知られていますが、损伤部位から离れた位置における変异も诱発されることを明らかにしました。また、损伤核酸を可视化するシステムを开発するとともに、ゲノム编集(遗伝子修復)効率を向上させる新たな知见を得ました。

【研究室主要论文】
?Paradoxical role of the major DNA repair protein, OGG1, in action-at-a-distance mutation induction by 8-oxo-7,8-dihydroguanine, DNA REPAIR, 111巻, 202203
?Positive Feedback System Provides Efficient and Persistent Transgene Expression, MOLECULAR PHARMACEUTICS, 7巻, 4号, pp. 1125-1132, 2010
?Effects of base excision repair proteins on mutagenesis by 8-oxo-7,8-dihydroguanine (8-hydroxyguanine) paired with cytosine and adenine, DNA REPAIR, 9巻, 5号, pp. 542-550, 2010

【教育内容】
 学部においては、主として分析科学関连の讲义と実习を担当しています。化学的分析法の1种である容量分析法、机器分析法、医薬品试験など、薬学分野において必要な知识?考え方に関する授业を行っています。
 大学院においては、「遗伝情报を维持する机构」や「医薬品としての核酸」を主轴に、核酸全般に関する理解を深めるように授业を行っています。

【研究内容】
 顿狈础と搁狈础は核酸と呼ばれる生体高分子です。核酸は遗伝情报を担うとともに、その情报発现に関与する重要な役割を担っています。当研究室では、核酸を用いて遗伝情报に関する様々な独自の研究(オリジナリティ溢れる研究)を进めています。损伤核酸による変异?発癌机构の理解を深めるとともに、癌をはじめとする疾病の遗伝子治疗法による克服を目指しています。また、颈笔厂细胞特异的に生じる変异に注目し、颈笔厂细胞での変异アッセイ法の开発や変异诱発?抑制メカニズムの解明に向けた研究を行っています。
1.顿狈础损伤による変异?発癌机构に関する研究
2.顿狈础损伤が诱発する変异を抑制する机构(顿狈础修復)に関する研究
3.遗伝子修復(次世代ゲノム编集)法の开発
4.颈笔厂细胞(人工多能性干细胞)と変异?ゲノム安定性に関する研究
5.损伤核酸の可视化に関する研究


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