2022年6月1日、生物生产学部の教養ゼミ体験学習発表会を開催しました。
広島大学では1年生全員が1度はキャンパスの外で何か活動するという「初年次インターンシップ」が行われており、生物生产学部では教養ゼミ体験学習で実施しています。1年生全員が8グループに分かれて広島県内の農村で1日体験学習を行うのですが、各グループではこの体験学習を核として、事前学習、事後学習、成果発表を学生が自主的に取り組むという授業計画で行われています。
この教养ゼミ体験学习は、コロナ祸で2年间中止していましたが、2022年度は5月14日(土)に世罗高原6次产业ネットワーク(世罗町)および贺茂プロジェクト(东広岛市豊栄町)の皆さんの全面的なご理解とご协力のもとで、3年ぶりに実现しました。ナシの一次摘果、野菜の収穫、水稲苗の机械植え、リンゴの摘花、田植え(手植え)、薪割りとトーチづくり、鶏舎のお世话、など各グループがそれぞれバラエティに富んだ作业内容を体験しました。学生はみんな充実した一日を送ったようで、帰り际もとても楽しそうに话していました。
発表会では、それぞれのグループが体験した内容をもとに1グループ报告10分、质疑応答4分で発表が行われました。この発表会は学生相互评価によって顺位をつけるということも行われ、その审査项目は、①発表内容、②提案内容、③プレゼン方法、④チームワーク、の4つでした。自分たちの発表を友人に评価されるということもあり、各グループが工夫を凝らした発表を行っていました。评価が高った提案内容としては、猫カフェならぬ「鶏カフェ」で地鶏の魅力を発信、地域米の知名度向上のために広岛大学で地域米のお弁当を贩売、などでした。体験学习を受け入れて下さった贺茂プロジェクトの梶森副社长は発表会を会场で直接视聴し、「若い人たちとの交流で农村も盛り上がる」とコメントされました。また、オンラインで视聴された世罗高原6次产业ネットワークの桥川副会长は、「情报発信の方法を若い人から闻けてよかった」とコメントされました。
学部長をはじめ、この取組に携わった教員全員が、この教養ゼミ体験学習を学部生全員にとって生物生产学部で学ぶ意欲の向上のきっかけになって欲しいと思っています。

