広岛大学人文社会科学系支援室(文学)
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9月18日に大津市の園城寺(三井寺)で行われた記者発表で、大学院人间社会科学研究科人文学プログラム文化財学分野の安嶋紀昭教授が、国宝の仏画「五部心観」の写本に関する調査結果の報告を行い、その様子が中日新聞、産経新聞等に掲載されました。
记者発表において安嶋教授は、江戸时代末期の作品と考えられてきた「五部心観」の写本について、以下のとおり説明を行いました。
- 伸びやかで丸みのある线描の性质などから、西暦1000年前后の作品であることが推定される。
- 描かれた尊像の一部に明らかに线质が异なる部分が确认でき、絵师とは别の人物が线を书き入れたことが推定される。叁井寺と縁の深い藤原道长とその姉詮子が彰子の入内(999年)に际して作らせた可能性がある。
- 一体の女性尊が部分的に故意に切り取られていることから、彰子安产祈愿の肌守りとした可能性がある。
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