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本研究成果のポイント
近年発展著しいルイス酸性抑制型のホウ素反応剤を用いたホウ素化反応,およびそれらによって合成されるルイス酸性抑制型有機ホウ素化合物によるクロスカップリングに関する総説が VIP (Very Important Publication) に選出されました。
概要
ホウ素は元来ルイス酸であり,これまでのホウ素を基調とする有機反応の進行や選択性にはこのルイス酸性が決定的役割を果たしてきました。一方,著者らのグループではホウ素のルイス酸性を抑制することで引き出せるユニークな選択性のホウ素化反応や化合物安定性に着目した研究を展開しています(https://doi.org/10.1039/C5CC00439J; https://doi.org/10.1039/D0CC02560G)。また,ルイス酸性抑制型有機ホウ素化合物は従来鈴木?宮浦クロスカップリング(SMC)に利用できないとされてきましたが,その直接クロスカップリングにも成功しており(https://doi.org/10.1039/C8CC10252J; https://doi.org/10.1021/acscatal.9b03666),本分野を先導する成果を挙げています。

掲载论文情报
- 掲載雑誌:Advanced Synthesis & Catalysis
- 論文タイトル:Synthetic Chemistry with Lewis Acidity‐Diminished B(aam) and B(dan) Groups: Borylation Reactions and Direct Cross‐Couplings
- 着者:神尾慎太郎(先进理工系科学研究科 博士课程后期2年生),吉田拡人
- DOI: 10.1002/adsc.202001460
【お问い合わせ先】
広岛大学大学院先进理工系科学研究科
教授 吉田 拡人