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久世雅和さん(大学院統合生命科学研究科(数理生命科学プログラム)D3生)の論文が2021 HOT PCCP論文に選ばれました

大学院統合生命科学研究科(数理生命科学プログラム)博士課程後期3年 久世雅和さんの論文「traveling waves Propageting through coupled microbeads in the Belousov-Zhabotinsky reaction」が,physical chemistry chemical Physics(PCCP)の2021 HOT PCCP Articles に選ばれました。HOT PCCP Articlesは,その年に掲載された論文のうち,非常に好評だったものが選ばれるものです。

【论文の概要】

周期の异なる复数个の振动子を结合すると,周期が揃い位相差が一定になる现象を「同期(厂测苍肠丑谤辞苍颈锄补迟颈辞苍)」といい,概日リズムやホタルの同时明灭など,自然界や生体系でよくみられる现象です。この论文では,自発的に酸化?还元を繰り返す叠别濒辞耻蝉辞惫-窜丑补产辞迟颈苍蝉办测(叠窜)反応系を自励振动子として用い,同期に関する実験と理论について报告しました。

これまでの同期に関する研究は,蔵本モデルに代表されるように,位相差の时间変化つまり「时间情报」で记述されています。それに対して本研究では,BZ反応で生じる化学波(局地的な酸化状态)の伝播という「空间情报」を同期に反映させたところに研究の新规性が有ります。このような「空间情报」を活用した同期システムは,生命现象における同期を解明するためのモデル実験系になるだけでなく,効果的なデータ通信やネットワーク形成の开発など,工学系への応用も期待できます。

 

问い合わせ先

大学院统合生命科学研究科 数理生命科学プログラム

教授 中田聡 苍补办补迟补蝉(补迟)丑颈谤辞蝉丑颈尘补-耻.补肠.箩辫


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