この度の熊本、大分での地震におきましては、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被灾された方々へのお见舞いを申し上げます。
これらの地域では、ライフラインの回復とともに、生活の安定が少し保たれてくると、次はこころのケアの重要性が高まってきています。しかし、被災地 では被災した大学生への心のケアと支援体制について、在籍大学の学生支援体制にとどまり、また、当該大学の学生相談では対応できないほどの大規模な被災と なっているため、支援が行き届かないのが現状です。
この度、広島県の5つの臨床心理士養成大学院では、被災地の大学に在籍する広島県出身の学生さんが夏休みなどの長期休暇中に、地元の広島県に帰省し た際、被災により張り詰めていた気持ちをゆるめたり、ホッとひと息つけるような、無料のカウンセリングによる「こころのサポート事業」を開始します。