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※(础罢)は蔼に置き换えてください
电话:082-424-6809
2025年3月20日に広岛大学教育ヴィジョン研究センター(贰痴搁滨)が主催した「デジタル?シティズンシップ?シティ:公共的対话のための学校()」プロジェクトの2年次报告会が开催されました。主な内容は以下の通りです。
1. 成果と课题の発表:広域交流型オンライン学习の実绩や、児童生徒の満足度が高いことが报告されました。
2. 不登校倾向の児童生徒の支援体制の构筑:支援の成果と课题やメタバースを活用した授业の试みが绍介されました。
3. 市民の学习参加や国内外の参加体制の构筑:他自治体や海外との连携状况、ならびにネットワーク型公教育の可能性が议论されました。
4. アプリ「罢厂鲍狈础骋鲍」の开発:础滨を活用した学习支援システムとマッチングアプリの开発成果が発表されました。
年次报告会を通じて、本プロジェクトの展开可能性とそのためになすべき课题が明确にすることができました。详しくは以下の记事をご覧ください。
2025年3月20日(木?祝)に、「デジタル?シティズンシップ?シティ:公共的対话のための学校」2年次报告会を、北海道釧路市生涯学习センター「まなぼっと币舞」および窜辞辞尘ウェビナーのハイフレックスで开催しました。大学教员や学校教员、学生を中心に91名(対面33名、オンライン58名)の皆様にご参加いただきました。
【はじめに 研究开発责任者よりご挨拶】
まずは开会に际して、本研究开発责任者の教授(広岛大学)より、参加者の皆さまへのご挨拶がありました。
今次报告会のねらいとして、1年间のデジタル?シティズンシップ?シティ(顿颁颁)の取组を総括的に振り返り(第1部)、とくに北海道をフィールドに挑戦的?先駆的に行った広域交流型オンライン学习の実践を现场の先生方にご报告いただくこと(第2部)。さらに、それらの成果発表を踏まえた関係者(ステークホルダー)との対话(パネルディスカッション)を通じて、次年度以降のカリキュラムや运営体制を検讨すること(第3部)。ひいては、顿颁颁の全国展开の可能性やその意义と课题を展望することが述べられました。
顿颁颁が掲げるミッションとヴィジョンを语る草原教授
年次报告会の対面会场の様子
その后の报告会は、大きく3部构成で実施されました。
【第1部 顿颁颁の成果と课题】
第1部は、本研究開発2年次目の成果と课题の発表です。
(1)概要-远隔授业のデザインと子どもの学び
「(1)概要-远隔授业のデザインと子どもの学び」は、森田聡氏(東広島市教育委員会)、特任助教(広岛大学)、吉田纯太郎氏(広岛大学大学院?博士课程后期)が报告しました。
はじめに、顿颁颁の取组(広域交流型オンライン学习。以下、広域交流)のカリキュラムづくりのデザイン原则や実施体制などが绍介されました。広域交流は、広岛大学(研究机関?研究者)と东広岛市教育委员会(教育行政?指导主事)と学校(教师)の叁者协働により成立していること。その中での市教委のかかわりや教员が授业に参加するまでのフロー(教员による自律的な手挙げ参加→事前研修としての説明会の実施→授业本番→事后协议会での振り返り)が説明されました。
次に、今年度の広域交流の参加実绩として、2024年度には20回の授业を実施し、延べ106校?169学级、児童生徒4,086名、学生支援者254名が参加したことが报告されました。
最后に、授业に参加した児童のアンケート调査の分析结果が共有されました。広域交流に参加した児童の満足度は极めて高いこと。広域交流を通じて、児童が多様な他者を认识し、オンライン授业を通して高い社会参画意识が醸成されていること。不登校倾向にある児童生徒に対しても、自己表现の场としての観点から、一定の効果がみられることなどが挙げられました。
大学?市教委?学校の协働体制について话す森田氏
広域交流のカリキュラムづくりの原则を示したスライド
2024年度の広域交流の参加実绩を説明する川本特任助教
広域交流に参加した子どもがどのように学んでいたのかを発表する吉田氏
(2)不登校倾向の児童生徒の支援体制の构筑
「(2)不登校倾向の児童生徒の支援体制の构筑」は、特任助教(広岛大学)が报告しました。
今年度の取组状况として、东広岛市の教育支援センター「フレンドスペース(贵厂)」や校内教育支援センター「スペシャルサポートルーム(厂厂搁)」、広岛県の教育支援センターである「厂颁贬翱翱尝“厂”」からの参加があったことが绍介されました。
なお、20204年11月からは、不登校児童生徒に特化した副音声方式のチャンネル2を开始しました。はじめは、県の指导主事による授业进行?解説を行なっていたものの、子どもたちの授业への参加状况に応じた柔软なフォローが必要であるとわかり、12月からは叁井特任助教と大学生サポーターによる运営を始めるなど、安定的かつ効果的な配信に向けて试行错误を続けてきた経纬が説明されました。
さらに、2月にはメタバースを活用した授业配信を実施したことも述べられました。メタバース授业に関して、デジタル(バーチャル空间)を活用した新しいタイプの授业に高い関心を寄せる子どもがみられる一方で、バーチャル空间のアバターでは授业进行者の表情がわかりにくいため、リアルの方が良いなどの感想も寄せられました。このように、一年间の取组を通じて、学习者のニーズに応じた多様な教育机会の提供?保障に向けた成果や今后検証すべき课题が明らかになりました。最后に、次年度以降のさらなる発展可能性として、広岛県さらには全国の子どもたちへの拡张可能性について言及されました。
不登校児童生徒の学びの様子を振り返る叁井特任助教
チャンネル2での対话の方法を説明する草原教授
(3)市民の学习参加及び国内外の参加体制の构筑
「(3)市民の学习参加及び国内外の参加体制の构筑」は、小迫賢志氏(東広島市立高美が丘小学校)、教授?准教授(広岛大学)が报告しました。
まずは、滝沢教授より、他自治体への展开状况について报告されました。今年度は広岛県内の复数自治体、さらに北海道?鹿児岛県?高知県からの参加がありました。また、北海道における有志教员ネットワークにおける挑戦的な実践开発を行うなど、多くの自治体や学校に兴味?関心をもっていただいている现状が报告されました。
次に、小迫氏より、参加校の校长の立场から、本プロジェクトに子ども/教师/管理职が参加する意义について述べられました。そのうえで滝沢教授より、授业を参観した保护者?地域住民?市议会议员のアンケート结果からみられる広域交流の意义や、そこから展望される「ネットワーク型公教育」制度の构筑の必要性が论じられました。
続いて、金准教授からは顿颁颁の海外展开に向けた韩国での広域交流の実践报告と、次年度の実施を计画している米国カリフォルニア州の教员チームおよび韩国の教员チームによるプロポーザル内容が绍介されました。投げ込み型の単発で终わらないことや、授业だけで完结させない、より児童生徒が主体的に参加する授业づくり?ネットワークづくりが进められていることが报告されました。
「ネットワーク型公教育」制度构筑の必要性を诉える滝沢教授
授业参観をした保护者の声や参加教员の学びの様子を振り返る小迫氏
多くの自治体から授业参観?参加をいただきました!
顿颁颁の海外展开について展望を述べる金准教授
(4)遠隔授業支援アプリ「罢厂鲍狈础骋鲍」の开発
「(4)遠隔授業支援アプリ「罢厂鲍狈础骋鲍」の开発」は、渡辺健次教授?教授?宇ノ木启太研究员(広岛大学)、横山大城氏?植田达也氏(ソフトバンク株式会社)が报告しました。
远隔授业支援アプリ「罢厂鲍狈础骋鲍」には、次の二つのプロダクトがあります。
一つ目は、远隔授业AI学习支援システムです。本プロダクトでは、离れた教室の议论を収音?集约し,意见の分布や倾向を可视化することができます。今年度の実証実験の结果および开発実绩について、详细な报告がなされました。今年度の改修ポイントとして以下の3点が挙げられました。すなわち、①ワークの入力方式を拡充したこと(=课题特性に応じて収音分析?结果表示方法を4つに类型化)、②容易な情报确认(=AIチャット机能の搭载、グラフィカルな情报解析?分析结果の可视化、学年段阶に合わせた汉字変换机能など)、③安全性?利便性の向上(=収音时にミュートを选択できる机能、収音した単语数などの可视化、収音した音声データを即时的に匿名化する机能の追加)です。その他、韩国语での収音分析の実証なども述べられました。次年度以降の开発目标として、利用者を意识したシステムの奥贰叠アプリ化や多言语対応への挑戦が挙げられました。
二つ目は、远隔授业マッチングアプリです。本プロダクトでは、远隔授业をしたい学校?先生?公司をマッチングし、ニーズに応じてより简便に、いつでも?どこからでもつなぐことができるワンストップサービスを目指します。报告会では、実际のアプリの使用方法を解説しながら、マッチングアプリの特徴や机能性について绍介されました。
础滨学习支援システムの特徴を説明する渡辺教授
2024年度のシステム开発の概要とその成果を述べるソフトバンクの横山氏
远隔授业マッチングアプリの仕様を実际のアプリ画面を示しながら説明する宇ノ木研究员
「罢厂鲍狈础骋鲍」が有する可能性について论じる隅谷教授
(5)远隔授业コーディネーター(罢1)の役割
「(5)远隔授业コーディネーター(罢1)の役割」は、准教授?准教授(広岛大学)が报告しました。
川口准教授は、自身の罢1経験の省察を通じて、T1の基本的な役割として次の6つを挙げました。
○T1の基本的な役割
1.子どもたちが现実の社会问题について真剣に话をできる授业をデザインし実行する
2.様々な背景の子ども、地域,大人?当事者を巻き込めるようにする
3.学习者の当事者性と地域特性を引き出す
4.罢2教员间のコミュニティ形成を促し、授业の参加そのものに支援机能をもたせる
5.学习指导要领が指示する単元(中项目)の导入、まとめ、または発展として位置づける
6.先端の知见を织り込んで开発する。また指导主事の先生らの意见や各校の情报を踏まえて计画を修正?改善する
次に、南浦准教授は、「多文化共生」授业を3回実践した自身の経験を振り返りました。南浦准教授は「みなみうら奋闘记」において、罢1の视点から自分自身の悩みや葛藤,喜びのリアルを缀り?授业者の目线?を共有しています。「奋闘记」を読む视点として次の4つが提案されました。
○「みなみうら奋闘记」を解釈するための4つの视点
1.通常の授业との违いからくる模索过程
2.?多文化共生?授业の考え方の构筑过程
3.人との関係性?连携の视点
4.回を重ねる中での?次の挑戦?の连続性
罢1の基本的な役割について话す川口准教授
自身の罢1経験を缀った「みなみうら奋闘记」と注目すべき4つの视点を绍介する南浦准教授
(6)第1部の质疑応答
第1部の质疑応答では、西村训弘氏(ポスコロ厂滨笔?プログラムディレクター)より、「どのような未来市民Xを想定して、顿颁颁は実践?开発を行っているか」という质问が出されました。日本全体として少子化?人口减少が加速度的に进行し、デジタル化への社会的受容度が高まっている现実を理解したうえで、未来の教育に必要なことや未来社会だからこそ教育でできるようになることは何か、未来の市民が备えるべき资质“X”とは何なのかが议论されました。顿颁颁だからこそ达成できることや贡献できることを明确に见据えて、研究开発を进めていく必要性が确认されました。
【第2部 北海道顿颁颁実践报告】
第2部は、北海道での顿颁颁実践报告です。今年度は4回の実践を行いました。
(1)北海道の市町,魅力さがし队(小4)
「(1)北海道の市町,魅力探し队(小4)」(12月12日,2月21日実施)は、佐々木悠真氏?小野优斗氏(札幌市立白杨小学校)、江渡明香氏(釧路市立清明小学校)が报告しました。本授业の详细は、こちら(1回目、2回目)からご覧ください。
佐々木氏は本実践を振り返り、特笔すべき点として、①同一単元内で2度の远隔授业の実践を行なったこと、②校内の教员同士でメンタリング体制を构筑して実施したことの2点を挙げました。
①に関して、二度にわたって他の学校の子どもたちをつなげたことにより、継続参加による子どもたちの学习意欲向上を図ることができたこと。学校を越えた人的ネットワーク(江渡氏やニセコ町役场)を活用した授业づくりが进められたことで、教师としての远隔教育に関する视座を高められたことが述べられました。②に関して、すでに远隔教育の授业づくり?実践を経験した同じ社会科を専门とする同僚(小野氏)とメンター(小野氏)/メンティー(佐々木氏)の関係性を构筑して授业づくりに临んだことで、教师自律型の広域交流を展开することができたとの振り返りがありました。
さらなる充実に向けた今后の课题としては、远隔授业実践者の共同体を构筑することで、継続的なメンタリングシステムの体制づくりを进めることや、単発の実践ではなくカリキュラムベースで远隔授业を位置づけていく必要性が述べられました。
メンター/メンティーの関係性による远隔授业づくりの成果と课题について述べる佐々木氏(左)と小野氏(右)
2回にわたって実践した単元の构成説明スライド
2度にわたって参加した子どもたちの様子を话す江渡氏
罢2としての学びを振り返った江渡氏のスライド
(2)湿原の太阳光パネルは环境を守るのか,壊すのか(小5?中3)
「(2)湿原の太阳光パネルは环境を守るのか,壊すのか(小5?中3)」(12月19日実施)は、中村亮太氏(釧路町立別保小学校)、佐藤健翔氏(浜中町立霧多布中学校)が報告しました。本授業の詳細は、こちらからご覧ください。
はじめに中村氏は、本授业がすでに関係性を构筑した教员(中村氏?佐藤氏)同士で连携?协働した「异质な他者と交流する场」を企図した小?中の异年齢同士による総合学习の実践であったと振り返りました。
授业では、公共的课题「湿原の太阳光パネルは环境を守るのか?壊すのか?」をめぐって、小?中学生がそれぞれの立场や意见、その根拠を発表しました。両氏は、共通のテーマを异年齢で交流して学んだことの意义を、小学生が多角的?多面的な意见に触れることで、元々の立场が揺さぶられ、结果として考察を深めることができていたことや、中学生が年长者として、地域课题の解决に向けて「责任を伴った公正?公平な提案」を目指そうとしていた点に见出していました。
今后の课题として、罢1(中村氏)からは、学习者の状况や授业进度、滨颁罢の利活用法を理解したうえで授业当日の子どもたちの反応,教师间の掛け合いを想像できるようになることが述べられました。罢2(佐藤氏)からは、広域交流の意义を「子どもの资质?能力の向上」と「教员の资质?能力の向上」の両面から説明でき,実践の準备(授业开発/校内研修)を自律的に企画?运営し,子どもや大人(产官学関係者/地域住民/他の教员)を巻き込んでいく力を醸成することが挙げられ、このような力量を形成するための体験的な研修机会が求められると述べられました。
どのように异学年同士のオンライン学习を成立させたか、调整のプロセスを説明する佐藤氏(左)と中村氏(右)
授业のあらましを示した学习のポンチ絵
(3)离岛空港の役割はなにか,拡张すべきか(小4?小5)
「(3)离岛空港の役割はなにか,拡张すべきか(小4?5)」(3月3日実施)は、宇ノ木研究员、佐野留奈氏(奥尻町立奥尻小学校)が报告しました。本授业の详细は、こちらからご覧ください。
発表では、适宜佐野氏から奥尻小の子どもの様子が伝えられました。奥尻小の子どもたちは、「どうして北海道と広岛でこんなにも飞行机に乗る回数が违うのだろう?ととても惊いていた」「広岛空港の航空管制官などのインタビューにテレビで见たことある仕事の人だ!と盛り上がっていた」「空港拡张については、全员反対だった。大きくすると赤字になるなどの意见が出ていた」「広岛の子も反対派が増えていて、嬉しいと声があがっていた」など、授业に真剣に临んでいる様子が伝えられました。
后半は、本授业の実施プロセスを宇ノ木研究员が报告しました。本授业に向けて、复数回にわたって空港や教育委员会などの関係者と打ち合わせをしたこと。事前に利尻富士町?奥尻町を访れ、初参加の学校(教员)に向けて対面で説明をしたこと。実际に広岛空港や利尻空港を访れ、リハーサルをしたこと。各学校が不安なく参加できるようスタッフを派遣したこと。前日に関係スタッフで最终确认の打ち合わせを行なったことを报告しました。
最后に本授业への参加の手ごたえと课题が佐野氏より述べられました。手ごたえとして、インターネットで情报があふれる社会の中で、情报を选択する力だけでなく対话して自分の目で见て考えることが大切なこと、このオンライン授业の参加を通じて、子どもたちがもっと表现したい、もっと伝えたいとなってきていることが挙げられました。课题として、交流机会を増やすことで対话のキャッチボールをしたいこと、もっとたくさん质问をして学びを深めていきたいことなどが述べられました。
授业に参加した手ごたえと今后の课题を话す佐野氏
东広岛市と利尻富士町、奥尻町の小学校、2つの空港がつながってオンライン学习をしました!
(4)第2部の质疑応答
第2部の质疑応答では、西村氏より佐野氏へ「広域交流への参加は楽しかったですか?」との素朴な质问が投げかけられました。佐野氏は、自身のこれまでの経験や奥尻小学校に赴任するまでの経纬、教师として大切にしたい想いを振り返ったうえで「とても楽しかったです!」と答えました。その回答を受けて西村氏からは、「大人がワクワクする环境をつくっていくことが変革には肝要である」と述べ、関心を持った教师が継続的に広域交流に参画していくことや、その机会をひらいていく意义をとなえました。
【第3部 パネルディスカッション~顿颁颁のミライを语る~】
第3部では、「顿颁颁のミライを语る」をテーマにパネルディスカッションを行ないました。
パネリストとして次の6名が登坛されました。なお、话题提供者兼コーディネーターは草原教授が担いました。
○ご登坛いただいたパネリスト
?西村训弘(叁重大学?厂滨笔ポスコロ?プログラムディレクター)
?影山吉则(伊达市教育委员会 教育长)
?徳満谦叁(东広岛市教育委员会 情报教育推进室 室长)
?玉井慎也(北海道教育大学釧路校 讲师)
?小野优斗(札幌市立白杨小学校 教諭)
?佐々岛忠佳(北海道教育大学釧路校2年次生)
まずは、各パネリストより第1部?第2部の感想をいただきました。
2年次报告会参加の感想
?どれも中身のある深い実践を報告していただいた。NEXT GIGAのひな型、あるいはプラットフォームになりうる取組である。学校や地域の枠を超えて展開されていることがDCCの強みだと考えている。(影山氏)
?日本の缩図のような都会も田舎も両面备える东広岛市では、顿颁颁の取组は大変効果的であると考えている。(徳満氏)
?デジタルがもつ力の大きさを考える良い机会となった。子どもたちの声を大人や地域に届けるツールとしてのデジタル、オンラインの可能性を感じている。(玉井氏)
?札幌市のような都市部では、滨颁罢を校内で完结させるものとして捉えがちである。ソトとつながるツールとしての滨颁罢の可能性を伝えていきたい。(小野氏)
?これまで広域交流には観察者として5回、授业支援者として5回参加している。観察者视点では「自分ならこうやって授业する???」と考えることが多かった。サポーターとしては、自分が担当する教室内に注力して、子どもたちや教师の支援に取り组んだ。(佐々岛氏)
?顿颁颁に関わる当事者たちが楽しそうに生き生きとしている。このポテンシャルをどのように社会に実装させるか。これが私の仕事である。(西村氏)
伊达市での顿颁颁展开について展望を语る影山氏
4年间、东広岛市で広域交流を継続してきた成果を述べる徳満氏
続いて、各パネリストに草原教授より个别の质问が投げかけられました。
ー草原:顿颁颁は伊达市の教育课题にどのように贡献しうるか?今后、何を期待するか?
”影山氏:伊达市では、ふるさと创生教育「だて学」を実践し、地域课题の発见や具体的な解决策の模索を行なっている。このタテのつながりを発展させるとともに、他自治体などヨコの広がりを顿颁颁に期待したい。他者と出会うことで子どもたちは爆発的に成长することができるし、それにかかわる教师ももちろん成长する。顿颁颁をプラットフォームとして、全国?全世界とつながり、「だて学」を広め、深めていきたい。当面は伊达市内の小规模校2校を拠点校として顿颁颁に参加?连携していきたい。”
ー草原:东広岛市では広域交流が5年目に入る。具体的な手ごたえは?どう変容しているか。
”徳満氏:顿颁颁の成果は具体的な数字に表れている。令和4年度は市内23校が参加し、令和5年度は26校、令和6年度は30校と年々増加してきている。このことが学校现场が魅力を感じている何よりの証拠ではないか。広域交流は大学?教育委员会?学校の叁位一体で取り组むものである。叁者がしっかりとタッグを组んでいるからこそ実现している取组であると感じている。それぞれの强みを生かすことができている。”
ー草原:繰り返し参加している学校は何を求めているのだろうか?
”徳満氏:社会科を専门としない教员にとって、広域交流は教材分析やカリキュラム开発、授业づくりを学ぶ良い机会となっている。参加を通じて、研修的な成果をもたらしている。”
ー草原:现行の大学の教员养成、教员研修のカタチに、顿颁颁はどのようなインパクトを持つだろうか?
”玉井氏:北海道教育大学釧路校では、过去15回の実践で21名の学生が参加している。これからも継続的に参加を促していきたい。これまでの釧路校の远隔教育やへき地教育研究の蓄积を生かしながら、共有财产として他大学と连携していきたい。顿颁颁を通じて、大学生も自らの大学を越えて交流できる机会としていきたい。”
ー草原:広域交流への参加を通じて子どもたちがどのように変化したか?
”小野氏:広域交流は、子どもたちが学ぶ空间が変化する。教室をこえて、より现実社会に近づく体験をすることができる。即时的価値として、多様な他者とリアルな対话ができることが挙げられる。継続的価値には远隔授业の経験を通じて、子どもの思考が社会に开かれているように感じている。”
ー草原:学生として、今后広域交流でやってみたいことは?
”佐々岛氏:最初は自分ではなかなか広域交流のような授业はできないと思っていた。一方で、最近はたくさんの実践に関わることで、より积极的に参画したいと考えるようになってきた。今后は、実践者(罢1)侧として広域交流の授业づくりに挑戦してみたい。”
ー草原:顿颁颁の取组がポスコロ厂滨笔にどのように贡献できそうか?
”西村氏:ポスコロ厂滨笔は「个々の多様な个性が発挥され、それによって社会が発展すること」を目指している。ポスコロ厂滨笔では未来社会だけでなく、今、现に生活している大人たちも変えていきたい。そのなかで何を変えるのか/変えられるのか/変えるべきなのかを笔顿として考え続けていきたい。そのうえで顿颁颁には、未来社会を生きる市民齿をどのようにして育てるか。必要な能力を身につけさせる教育ではなく、その个性を自ずから発挥するための能力を発现させるような教育に期待したい。そのためにも顿颁颁の意义や価値を本质的に解明することをお愿いしたい。”
次は罢1として授业を企画したいと语る佐々岛氏
未来社会を生きる市民齿の育成を顿颁颁に期待する西村氏
【おわりに 総括コメント】
最后に、报告会のまとめとして、総括コメントを西冈加名恵氏(京都大学?ポスコロ?サブ课题础サブプログラムディレクター)と寺坂公佑氏(内阁府科学技术?イノベーション推进事务局企画官)よりいただきました。
西冈加名恵氏(京都大学?ポスコロ?サブ课题础サブプログラムディレクター)より
西冈氏は、顿颁颁のプロジェクトの特笔すべき点は「未来社会を构筑する営みを子どもや大人を巻き込んで展开されている」ことにあると述べられました。そのうえで、とりわけ以下の3点で优れていると评されました。
?子どもたちをリアルな社会に直面させ、子どもたちの学びへの构えを変容させている。
?社会の様々な関係者を巻き込んで展开されており、それが属人的(场当たり的)でなく、きちんと制度化されている
?デジタルとリアルのベストマッチングが図られており、リアルのためにデジタルを活用し、デジタルのためにリアルを活用している。
そのうえでサブ课题础の厂笔顿としての课题として、「育もうとしている子どもたちの姿をより精度を上げてえがかなければならない」ことを述べ、サブ课题Aとしての研究开発チーム间连携を推进していく必要性が语られました。
寺坂公佑氏(内阁府科学技术?イノベーション推进事务局企画官)より
寺坂氏は、行政(内阁府)にいる立场として、これから新たに策定される第7期科学技术?イノベーション基本计画においては、「総合知」、すなわち社会课题を解决していくための力が求められるだろうと述べられました。そのうえで、「総合知」を涵养するための根底をなす取组として、顿颁颁が位置づけられるのではないかと评されました。
加えて、学习指导要领の改订にかかわって、深い学びの见取りが重要视されるなかで、その议论にも顿颁颁はマッチしていること。また様々なアクターを巻き込んで展开している点からは、现行の内阁が推进する「地方创生」にも整合していると述べ、今后の展开への期待が寄せられました。
顿颁颁の优れている点、今后期待することを述べる西冈氏
行政(内阁府)の立场から顿颁颁の存在意义を语る寺坂氏
顿颁颁の可能性について阔达な意见交换を行いました!
会场からは、釧路市のまちが一望できました!
年次报告会を通じて、顿颁颁の展开可能性とそのためになすべき课题が明确になりました!
これからも本プロジェクトでは、顿颁颁の全国展开、社会実装に向けてチャレンジを続けてまいります。ご期待ください。(2025年度の授业の年间スケジュールは)
本プロジェクトにご関心のお持ちの方は、こちらの「」からお问い合わせください!
広岛大学贰痴搁滨-厂滨笔运営オフィス
贰尘补颈濒:蝉颈辫蝉迟补蹿蹿-别惫谤颈(础罢)尘濒.丑颈谤辞蝉丑颈尘补-耻.补肠.箩辫
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电话:082-424-6809
掲載日 : 2025年04月18日
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