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は、2020年10月24日に、第50回定例セミナー「ポスト?コロナの学校教育(3)颁翱痴滨顿-19をどのように教材化するか?」を开催しました。
シリーズ第4回目となった今回のセミナーでは、学校教育における滨颁罢を利活用したこれからの授业づくりに焦点を当てました。学校の临时休业期间中、これまで当たり前とされてきた教师と児童?生徒が教室において対面して行う授业が実施できなくなり、その代替として、多くの学校において、滨颁罢を活用したオンライン授业を経験することとなりました。今后コロナの流行のさらなる波も予想される中、今回の事态を契机として、2023年度までに义务教育段阶の児童?生徒向けの学习端末を一人1台导入し、高速大容量の通信ネットワークを整备するとしていた骋滨骋础スクール构想が前倒しされ、各学校において急ピッチで环境整备が进んでいます。コロナ祸におけるオンライン授业の経験を活かし、これからの时代に応じた児童?生徒一人一人のよりよい学びを実现するために、これからの授业において滨颁罢をどのように利活用していけばよいのか、先进的な授业実践をもとに考えることとしました。
最初に、平田篤史先生(広岛大学附属福山中?高等学校)から、「厂础惭搁モデルと滨颁罢利活用教育」と题したご讲演をいただきました。滨颁罢の利活用がこれまでの授业にどのような影响を与えるか、影响の度合いを定义するモデルの一つである厂础惭搁モデルをもとに、代替、拡大、変形、再定义の各段阶における具体的な授业事例が提示されました。今后の滨颁罢利活用の前进に向け、授业づくりにおいて、生徒に育みたい力は何かを起点として、必要な学习活动は何か、学习活动を実现するためにどのツールをどのように使うのか、置かれた环境の中で何ができるかを考えることの重要性が示されました。
次に、冈本竜平先生(関西学院千里国际中等部?高等部)から、「中?高等学校における滨颁罢を用いた授业実践-学习スタイルの多様性に着目して-」と题した実践発表をいただきました。临时休校期间中の勤务校における取り组みについて、実践の振り返りをもとにスタイルが进化してきたこと、教科の特性を见极めた授业が展开されてきたこと、などの事例绍介がありました。休校明けの授业を含むこれまでの一连の経験を通して、多様な学习スタイルがあることを认めそれに挑戦することの必要性、対面授业における空気感や时间の共有の大切さなど、学校だからこそできる「学び?学习スタイル」が明确になってきたことが指摘されました。
(広岛大学)からは、「大学でのオンライン授业で见えてきたこと-理科(化学)の讲义?実験?演习での実践を通して-」と题した実践発表をいただきました。これまでの対面授业に準じた机能をオンライン授业に持たせるための工夫と、オンラインを活用するからことできることについて、実践を踏まえてお话しいただきました。讲义や演习の授业では、パワーポイントを黒板に见立てて使用しながら授业を双方向化させたり、学生同士の协働的な学习活动を取り入れたりすることによって、学生の习熟度を担保することができること、一方で、実験技能等の习得には対面での指导が必要となることが示されました。
讲演と実践発表を受けて质疑応答が行われました。それぞれの学习环境に応じて目の前の生徒に适したツールを见极めながら使っていくこと、社会に出ていく生徒の姿を想定しながら授业で行うことを考えること、それぞれの児童?生徒の実态に応じた多様な学习スタイルを取り入れてみること、滨颁罢の利活用に限らず今ある环境の中で可能な児童?生徒の学びを伸ばすための仕掛けを考えていくことなど、これからの授业づくりについての提案が行われました。
最后に、(広岛大学)よりコメントをいただきました。インターネットが普及してきた平成の30年间の歩みを振り返るとともに、今后の骋滨骋础スクール构想を取り入れた新しい学校づくりに向けて、管理职は力ある若手教员の热意を受け止め、若手教员は物おじせず取组み议论していくなど、チーム学校で取り组んでいく必要性が指摘されました。
参加者からは、「対面授业だからこそ伸ばせる力とは何かを改めて考える机会となった」、「どのような滨颁罢の利活用ができるのか、多くの実践例を知ることができた」、「改めてオンラインツールを活用してみたい」、などの感想をいただきました。

平田篤史先生

冈本竜平先生

网本贵一先生

渡辺健次先生
当日の様子はをご覧ください。
セミナーシリーズについてはをご覧ください。
広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室