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【開催報告】【2021.01.14】広岛大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(贰痴搁滨)」第63回定例オンラインセミナー「授業研究を軸に教師教育を変革する(4):「授業研究を軸にした教師教育(Lesson Study-based Teacher Education)の編著者との対話」」を開催しました

は、2021年1月14日(木)、教育学部の共同研究プロジェクト推進経費「「授業研究」に基づく教師教育に関する国際共同研究プラットフォーム開発研究(1)」(研究代表者:金鍾成)の成果公表として、第63回定例オンラインセミナー「授業研究を軸に教師教育を変革する(4): 授業研究を軸にした教師教育(Lesson Study-based Teacher Education)の編著者との対話」を開催しました。

 

まず、“Lesson Study-based Teacher Education: The Potential of the Japanese approach in global setting”(Kim, Yoshida, Iwata, & Kawaguchi, 2021)の編集者である、、、が、「授业研究をどう定义するか」「教师教育における授业研究の意义は何か」「日本の授业研究の长所と短所は何か」の3つの问いをテーマに议论を行い、その议论に対してオーディエンスも各自の见解を述べる形で会が进まれました。当日は、オンラインで约33名の皆様にご参加いただきました。

 

最初に议论となったのは、授业と授业研究の定义でした。まず、授业を教师の「実践」として捉えるか、または子どもと教师を取り巻く「现象」として捉えるかによって、授业研究の意味は変わるという理解が共有されました。さらに、授业「を」研究することと授业「で」研究することの意味の违い、さらに授业「の」研究、授业「のための」研究、授业「による」研究の意味の相违など、授业研究の対象、目的、主体によって授业研究が持ちうる意味が変わるという理解も共有されました。授业研究を定义する际の论点が浮き彫りになった一方で、授业研究を定义する难しさも见えてきました。

 

教师教育における授业研究の意义として、教师の主体性、専门性が発挥できる方法であること、子どもの学びに焦点をあてた専门性开発であること、専门家集団の协力を通して授业改善を目指していることなどが议论されました。特に「専门家としての教师」「研究者としての教师」の育成における授业研究の有効性が共有されましたが、授业の定义の相违から生じる「専门家像」「研究者像」の相违も浮かび上がってきました。

 

あわせて,上のような授業研究の哲学が共有されないままにTop-downの授業研究が広がっていることへの懸念も示されました。個々の教師の「なぜ授業を研究する必要があるか」の探索なしには授業研究が形骸化?形式化してしまい、負担感だけ増すとの指摘もありました。“Lesson Study-based Teacher Education: The Potential of the Japanese approach in global setting”で編集者らが試みたように、日本の授業研究に潜んでいる様々な規範を「新たに」露わにすることで、 授業研究を日本の内外で発展させる必要性も議論されました。

 

EVRIでは「教师教育?授业研究」ユニットを中心に、引き続き「授业研究を轴に教师教育を改革する」方略について検讨してまいります。

司会(金钟成助教)

趣旨説明の様子(川口広美准教授)

吉田成章准教授

岩田昌太郎准教授

授业研究に関する书籍

书籍を绍介する様子(吉田成章准教授)

当日の様子はをご覧ください。
セミナーシリーズについてはをご覧ください。
 

【问い合わせ先】

広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室

E-Mail:evri-info(AT)hiroshima-u.ac.jp

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