本実験所は、旧制広岛文理科大学附属临海実験所として1933(昭和8)年6月広岛県御调郡向岛西村(现?尾道市向岛町)に开所した长い歴史を持つ施设です。
当初は助教授と助手各1名、雇员2名。建物は、180坪の本馆と125坪の寄宿舎の二つでした(下写真)。

1949(昭和24)年5月に新制広岛大学が発足し、理学部附属临海実験所となりました。1973(昭和48)年春には现在の建物に改筑、更に、1983(昭和58)年に教育研究栋が増筑されました。
現在では、敷地 22,931m2、教育研究栋2栋と宿泊栋1栋(延べ床面积1,556尘2)となっています。
2000(平成12)年度には、大学院重点化により、大学院理学研究科附属臨海実験所となり、2019(平成31)年4月に、大学院の改組により、大学院统合生命科学研究科附属临海実験所となりました。2023(令和5)年4月からは新たに発足した瀬戸内CN国際共同研究センターブルーイノベーション部門の所属となり、教員2名、事務員1名の体制で活動に取り組んでいます。
2018(平成30)年9月からは文部科学省?教育関係共同利用拠点に认定され、「生物の多様性や発生と进化を学ぶ?しまなみ海道広域海洋生物教育共同利用国际拠点」(2018(平成30)年9月1日?2023(令和5)年3月31日)、「时空を超えて学ぶ?しまなみ海道広域海洋生物教育共同利用国际拠点」(2023(令和5)年4月1日?2028(令和10)年3月31日)として、他大学による施设利用、国际サマースクールの开催など幅広い教育研究活动が行われています。
所在地はメインキャンパスがある東広島市から東に約60 km、芸予諸島の東端,本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」の本州側最初の島である尾道市向島(むかいしま)にあります。空港?新幹線?高速道路のインターが近くにある、日本で最も交通の便のよい臨海実験所の1つです。実験所が位置する向島の東岸は静かで風光明媚なところです。
日本における临海実験所の歴史
わが国は四方を海に囲まれた海洋国です。寒暖両流が洗うその海岸线は世界でも3番目に长く、日本海沟など有数の深海が沿岸近くに迫り、生物相はきわめて豊かです。
こうした环境に着目し、基础的な海洋生物学の教育研究の重要性を洞察した明治时代の先达は、日本で最初の临海実験所を1886(明治19)年神奈川県叁崎町(现?叁浦市叁崎町)に、帝国大学(现?东京大学)附属として设けました。
その后大正から昭和初期にかけて京都帝国大学(现?京都大学)や东北帝国大学(现?东北大学)を始めとして各地の大学に临海実験所が続々と设けられるようになりました。本学の临海実験所はそうした背景のもとに旧制东京文理科大学(现?筑波大学)のそれと同时期に设置されました。
现在、全国の国立大学には21の临海?临湖実験所、センター等があります。

教育活动
本実験所は 大学院統合生命科学研究科 基礎生物学プログラム 多様性生物学講座 海洋分子生物学研究室 として、理学部生物科学科の学生(卒業研究生)と統合生命科学研究科の大学院生を受け入れ、教育?研究指導を行っています。
また、宿泊施设を利用した合宿形式の実习として、広岛大学理学部生物科学科の学生向けの「海洋生物学実习础?海洋生物学実习叠」、全国の大学生?大学院生を対象にした「公开临海実习」、教育ネットワーク中国?会员校の大学生を主な対象とした「」を开讲しています。各実习の内容は、をご覧下さい。
- 全国の国立大学临海?临湖実験所の公开临海?临湖実习の日程は、をご覧下さい。もしうまく见られない场合はブラウザ环境等を変えてみてください。
- 教育ネットワーク中国:広岛を中心とする中国地方の大学?短期大学?教育団体などで构成する连携组织。単位互换?生涯学习?高大连携などの事业を展开。详しくはをご覧ください。もしうまく见られない场合はブラウザ环境等を変えてみてください。
その他、小?中?高等学校(教员?生徒)や各种団体からの临海実习の依頼に応じています。下记の连络先にご相谈下さい。
