麻豆AV

広岛大学の改革と教员人事制度

広岛大学は変わる、広岛大学が変える

2020年4月、広岛大学の教员人事制度が変わります。2019年4月以降からは、新しい制度で教员を公募します。

若手层の职、具体的には「准教授」「讲师」「助教」で採用される教员に原则テニュアトラック制を适用します。5~7年后にテニュア审査を行い、审査に合格すれば、上位职への昇任も可能な新たな制度です。また、採用基準、テニュア审査基準には、学问分野の特性を反映した公正な新基準を用います。

日本の大学では、2~3年の任期付きポストを転々とし、腰を据えた中长期的な研究ができない研究者が数多く存在することや、不透明な人事によって平等な机会が损なわれていることなどが课题となっています。

広岛大学の新しい教员人事制度がフロンティアとなり、日本の研究者、特に若手研究者を取り巻く环境が変わることを期待しています。

2020年4月、広大版テニュアトラック制度の导入

「准教授」「讲师」「助教」で採用される教员には、原则としてテニュアトラック制を适用します。5~7年后までにテニュア最终审査を行い、审査に合格すれば、上位职への昇任も可能な新たな制度です。その他、自己推荐による昇任机会も提供します。

テニュアトラック教员のキャリアパス(例)

审査基準は职阶?分野别に规定

採用时及びテニュア审査时の审査基準は、学问分野に応じてバリエーションが异なり、「教授」「准教授」「讲师」「助教」の职阶ごとに、広岛大学の教员として満たしていただきたい最低基準を设定しています。职阶?学问分野の特性を适切に反映し、研究业绩の质と量を表す公正な基準を用います。

採用时の审査においては、それまでの教育研究业绩の审査に加え、テニュアトラック期间(5~7年)を越えた10年程度の中长期的な研究计画の内容について审査します。また、テニュア审査では、その到达度と将来の展望を加味して総合的に审査します。

各教员の教育?研究における梦の実现に向けた、独自指标

広岛大学がめざす姿は、「世界トップ100に入る大学」であり、教员が各々の教育?研究に「生き生きと取り组んでいる大学」です。この「めざす姿」にどのくらい近づいているのかを客観的に见るために、広岛大学では「础碍笔滨?」「叠碍笔滨?」という二种类の独自指标を活用しています。教员にはご自身の教育?研究における梦の実现に向かって迈进していただき、その活动の総和によって、広岛大学が「めざす姿」にどのくらい近づいているのかが础碍笔滨?と叠碍笔滨?によって分かるようになります。

テニュアトラック教员が安心して活跃できる支援体制

採用されたテニュアトラック教员に対して、スタートアップ経费の支援や、メンター教员の配置(※)など、教员が自立して研究活动を行うことのできる支援环境を整备しています。

テニュアトラック期间に出产?育児?介护のライフイベントがあった场合には、休业期间に応じてテニュアトラック期间を一定期间延长することができます。

テニュアが付与されなかった场合でも、本人が希望する场合は、テニュアトラック期间の満了する日の翌日から1年を限度として、特任教员として継続雇用します。

新制度导入に対する教员の声(※1分10秒以降)


up