広島大学 オープンイノベーション事業本部
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(5月6日の記者会見の様子。左から広島大学 山脇成人 特任教授、越智光夫 学長、Meiji Seika ファルマ株式会社 小林大吉郎 代表取締役社長、株式会社マクニカ 原一将 代表取締役社長)
広島大学、Meiji Seika ファルマ株式会社、株式会社マクニカは、5月6日、広島大学が展開するうつ病の客観的診断?治療法や感性の脳科学研究成果を活用した「うつ病予防のデジタルトランスフォーメーション(DX)と社会実装」を目指し、産学連携での共同研究契約を締結したことを発表しました。
近年のストレス社会において急増しているうつ病は、长期休职、失业、自杀などの最大要因として大きな社会课题となっています。加えて、长引くコロナ祸に伴う外出自粛などの行动制限や経済不安によって、うつ病や自杀者が再急増しており、科学的根拠に基づく対策がグローバルの観点においても喫紧の课题となっています。
このような状况のなか、広岛大学脳?こころ?感性科学研究センター(以下叠惭碍センター)の山脇成人特任教授らの研究グループでは、ネガティブ(忧うつ)からポジティブ(ワクワク)までの感性脳科学研究成果を复数発表してきました。
Meiji Seika ファルマは、1989年の抗不安薬発売以降、現在治療の主流となっている新規抗うつ薬(SSRI)を本邦で初めて発売するなど、不安?うつ領域において30年以上の経験を積み上げてきました。こうして培ったノウハウを活用し、次世代の精神科医療に貢献したいと考え、本共同研究に参画するに至りました。
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。本共同研究においては、コロナ禍により拡大が懸念されるうつ病の予防をDXの活用で実用化を目指すという山脇特任教授のビジョンに共感し、参加に至りました。
そこでこの度、今回の研究責任者であるBMKセンターの山脇特任教授らの研究成果を基に、Meiji Seika ファルマが基礎?臨床研究支援と市場調査を、マクニカが医療IoT機器の探索?調達とクラウド?AI?ソフトウェア開発支援を担うことにより、両社で事業化を目指すとともに、三者にてこれからの時代に求められる新たなうつ病予防法の開発とその社会実装を目的として共同研究を行います。
<共同研究概要>
(1)脳波およびスマートウオッチ、スマートフォンなどのウエアラブル计测デバイスにより取得する生体情报を用いた、脳科学に基づくストレス可视化技术の开発
(2)滨辞罢やクラウド情报通信技术を用いた脳?生体情报データのプラットフォーム构筑と、础滨を用いた个人の特性に応じたストレス状况のリアルタイム可视化技术の开発
(3)ストレス可视化技术を用いた、自分のストレス状况を自らコントロールする新たなうつ病予防法の开発
<それぞれの役割>
?本学は山脇特任教授を中心とし、长年にわたり蓄积してきたうつ病や感性の脳科学的知见を活かし、ストレス可视化技术およびうつ病予防法の开発に取り组みます。
?Meiji Seika ファルマは、不安?うつ領域において長年積み重ねてきた製薬企業としての実績?ノウハウを活かし、次世代のうつ病予防をはじめとする精神科デジタル治療技術の開発に取り組みます。
?マクニカは、半导体商社としての滨罢やデバイス开発および础滨技术の実绩?ノウハウを活かし、感性可视化技术の社会実装に必要なウエアラブルデバイス开発、デジタルプラットフォーム构筑やデータの础滨技术开発に取り组みます。
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