広岛大学学术?社会产学连携室
社会連携グループリーダー 村上 尚
TEL:082-424-6031
平成25年8月5日
平成25年度「地(知)の拠点整备事业」に採択されました
「ひろしま」を知り、理解し、発信することができる人材育成
文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整备事业」に広岛大学の取り组みが採択されました。
本事业は、大学等が自治体と连携し、全学的に地域を志向した教育?研究?社会贡献を进める大学を支援することで、地域コミュニティの中核的存在としての大学の机能强化を図ることを目的とする事业です。
全国の大学等からの319件の申请のうち52件の取り组みが採択されました。
採択された取り组みは以下のとおり
事業名: 平和共存社会を育むひろしまイニシアティブ拠点
連携自治体: 広島県、広島市、東広島市
概 要:
本事业では、広岛地域の共通课题である「ひろしまの平和発信」、「条件不利地域」、「障がい者支援」の3つの重点课题の解决に地域と连携して取り组みます。本事业の中で提唱している「ひろしまイニシアティブ」とは、「地域や国、年齢、性、人种等の违いや障がいの有无を越えて、いつでも、どこでも、个々人が幸福な人生を享受できる社会の実现」を具现化する人材育成の取り组みのことで、教育プログラムを通して地域とともに行います。
本事業では問題解決に向けて、広岛大学长のもとに、自治体(広島県、広島市、東広島市)、NPO、企業、教職員、学生等で構成される「ひろしまイニシアティブコンソーシアム」を新たに設立します。本コンソーシアムは、3つの重点課題に沿った具体的な地域のニーズの発掘?検討?選定などの地域志向型の教育カリキュラムや研究プロジェクトの策定?実施および地域社会への還元に至る一連の活動を統括します。
従来型の大学教育システムにはない、教育に係る企画、评価、改善、実施などの体制を地域と大学が一体となって行う教育システムを构筑します。
全学生が、现场体験を基本とする新たな教育プログラム「ひろしまイニシアティブ拠点」に参加することにより、「ひろしま」を知り、理解し、発信することのできる人材育成を目指します。
事业期间は、平成25年度から平成29年度までです。
○具体的な取り组み
学生は1年次に、本学の特徴的プログラムである全学必修科目の教養ゼミや平和科目の中で、3つの重点課題解決の端緒となるフィールドワークを経験し、2年生3年生では、地域と連携しながら「広島イニシアティブ特別科目」を履修し、4年生では「地域志向教育研究」をすすめ、卒業研究に繋げます。また、学生主導の「公開シンポジウム」を開催します。このような地域连携による教育プログラムを通して、学生自らが主体的に考え、成長していくことが期待されます。