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研究成果発表ご案内 私たちの远い祖先の谜が明らかに!

平成27年11月13日

冲縄科学技术大学院大学
広岛大学

研究成果発表ご案内
私たちの远い祖先の谜が明らかに!
― ギボシムシのゲノムから考察する新口動物の起源 ―

 

この度、冲縄科学技术大学院大学(OIST)、広岛大学をはじめとする日米を中心とした研究チームが2種類のギボシムシのゲノムを解読することに世界で初めて成功しました。ギボシムシは海底の砂泥の中で生活する無脊椎動物で、浅い海から深海にまで分布しています。解読の結果、今からおよそ5億4千万年以上前まで遡るヒトの祖先の進化に、咽頭部の器官形成能力の獲得が大きな役割を担ってきたことが明らかになりました。本件について、下记のとおり记者会見を開催し、ご説明するとともに、记者の方々の様々な疑問点に直接お答えします。
OISTの佐藤矩行教授は、「脊椎動物をはじめとして多くの動物がどのように進化してきたのかという問題は、生物学の中でも最も解明が難しいものです。今回の研究は、鰓という構造を作りだす能力を獲得することによって、新口動物が進化の過程で旧口動物から分かれたということをゲノム科学的に証明する大発見となりました」と語っています。また、佐藤教授と20年前に、世界に先駆けギボシムシ研究を開始した広岛大学の田川訓史准教授は、「今回のゲノム解読により、ギボシムシのような鰓を備えたろ過摂食の新口動物祖先像が明らかとなり、今後の左右相称動物の祖先像の解明に迫る大きな一歩となったと思います」と述べています。本研究成果は2015年11月18日午後6時(標準時間GMT、日本時間19日午前3時)に英科学誌ネイチャー電子版に掲載予定です。

1.日时 2015年11月16日(月)午后2~3时
2.場所 文部科学省 记者会見室(文部科学省12階)
3.出席者
 OIST マリンゲノミックスユニット 教授 佐藤矩行
 OIST分子遺伝学ユニット 研究員 オレグ?シマコフ
 筑波大学生命科学系 助教(元OISTグループリーダー)川島 武士
 広岛大学大学院理学研究科附属臨海実験所 准教授 田川訓史

记者会見に関するお问い合わせ先

広岛大学学術?社会産学連携室 広報グループ

三戸 里美(みと さとみ)

罢别濒/贵补虫:082-424-3701/6040

贰-尘补颈濒:办辞丑辞*辞蹿蹿颈肠别.丑颈谤辞蝉丑颈尘补-耻.补肠.箩辫(注:*は半角@に置き换えてください)


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