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骨粗鬆症抑制因子のオステオプロテゲリンが腹部大动脉瘤の拡大を抑制することを発见

平成28年1月19日

记者説明会(1月20日14时?霞)のご案内

骨粗鬆症抑制因子のオステオプロテゲリンが腹部大动脉瘤の拡大を抑制することを発见
~大动脉瘤の治疗へ新しい可能性~

主な研究成果のポイント

  1. 骨粗鬆症の抑制因子として知られるオステオプロテゲリンを欠损したマウスでは、通常のマウスのものと比较して実験的に作成された腹部大动脉瘤の拡大が着しいことを発见した。
  2. 大动脉瘤の拡大?破裂を内科的に予防する新规治疗法の开発に繋がることが期待される。

概要

広岛大学大学院医歯薬保健学研究院のBatmunkh Bumdelger(バトムンフ ブムデルゲル)助教、小久保博樹講師、並びに吉栖正生教授らの研究グループは、骨粗鬆症の抑制因子として知られるオステオプロテゲリンが、腹部大動脈瘤の実験モデルで腹部大動脈瘤の拡大を抑制していることを発見しました。

オステオプロテゲリン(OPG)は「オステオ(osteo- 骨を表す接頭辞)」と「プロテゲ(protege 保護)」という言葉が組み合わされた「骨の保護因子」という意味を持つ骨粗鬆症の抑制因子です。研究室(心臓血管生理医学)では、OPGが血管においても重要な役割を果たしているという仮説のもとに研究を進め、OPGが血管の石灰化を抑制することを報告していました。(ATVB誌 2007, 27: 2058-2064)
このたび研究グループは、翱笔骋を欠损したマウスを使って実験的に作成された腹部大动脉瘤が、通常のマウスのものと比较して拡大が着しいことを発见しました。また、すでに知られている骨粗鬆症抑制のメカニズム(受容体ランクルを介する)とは异なったメカニズム(受容体トレイルを介する)によって大动脉瘤の拡大を抑制することを明らかにしました。
近年、突然死の原因となる大动脉疾患が増加し大きな问题となっています。今回动物実験により翱笔骋による抑制が确かめられたことは、大动脉疾患の分子メカニズムの解明に重要な情报となり、その进展を抑止する方法の开発に繋がることが期待されます。

论文情报

雑誌名: PLOS ONE

论文名: Osteoprotegerin prevents development of abdominal aortic aneurysms.

着者名: Batmunkh Bumdelger, Hiroki Kokubo, Ryo Kamata, Masayuki Fujii,Koichi Yoshimura, Hiroki Aoki, Yuichi Orita, Takafumi Ishida, Megu Ohtaki,Masataka Nagao, Mari Ishida, and Masao Yoshizumi

※平成28年1月19日午后2时(アメリカ东部时间)に掲载されます。

 

本研究成果につきまして、下记のとおり、记者説明会を开催しご説明いたします。
ご多忙とは存じますが、是非ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

日時: 平成28年1月20日(水) 14:00~15:00

場所: 広島大学霞キャンパス 臨床管理棟2階 2F1会議室

出席者: 広岛大学大学院医歯薬保健学研究院 教授 吉栖 正生
 広岛大学大学院医歯薬保健学研究院 助教 Batmunkh Bumdelger(バトムンフ ブムデルゲル)
 広岛大学大学院医歯薬保健学研究院 講師 小久保 博樹

キャンパスマップ
研究内容に関するお问い合わせ先

広岛大学大学院医歯薬保健学研究院

基礎生命科学部門 医学分野 心臓血管生理医学

教授 吉栖 正生(よしずみ まさお)

TEL:082-257-5122

FAX:082-257-5124

E-mail: yoshizum-tky@umin.ac.jp

※可能な限りメールでお问い合わせください。

记者説明会に関するお问い合わせ先

広岛大学学术?社会产学连携室広报グループ

三戸 里美(みと さとみ)

罢贰尝:082-424-3701

贵础齿:082-424-6040

贰-尘补颈濒:办辞丑辞蔼辞蹿蹿颈肠别.丑颈谤辞蝉丑颈尘补-耻.补肠.箩辫


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