
Nadiah Kinanthi インドネシア 出身
歯学部国际歯学コース一期生
(※特别聴讲生として、现在歯学部4年生のクラスで学んでいます)
1.歯学部を志望した理由を教えてください。
私は高校时代から、人を助けることのできる医疗関係の仕事に就きたいと思うようになりました。父は私に医师になることを勧めましたが、私は歯科の方が自分にはずっと向いていると思いましたし、より惹かれるものを感じましたので、医师ではなく歯科医师になりたい旨を父にきっぱりと告げました。以来、歯学部を目指して集中的に勉强したおかげで、大学に合格することができました。
2.今は母国を离れて勉强されている訳ですが、食べ物も文化も违う日本への留学を决意したのはなぜですか?
日本のような最新技术を夸る教育水準の高い先进国で学べることは、私にとっては愿ってもないチャンスだからです。日本に来て学べばきっと成长できると思いましたし、それに、同じ学部の仲间とは违った挑戦をしたかったのです。このチャンスをつかめば仲间に一歩先んじることができますし、この留学の机会は絶対に逃したくないという気持ちで临みました。

3.実际に広岛大学に来て、授业を受けた印象はいかがでしたか?
最初は、どんな授業になるんだろうと緊張して、かなり不安になっていました。留学は初めての経験でしたし、日本での勉強、友達、先生方、いずれも私にとって未知の世界でしたので。しかし、先生方も友達もとても優しく私を歓迎し、接してくれました。おかげで、最初のほうこそ、意思の疎通の問題や、日本语での会話に自信がもてないことが原因で少し気後れしてしまいましたが、日本のみんなと親しくなるにつれて、不安も解消されていきました。今では、もう大丈夫! それに、日本のみんなはとても素晴らしいと思います。どんな事にも常に全力投球で。日本人のそういう性格は好きですね。
また先生の指導もとてもわかりやすいです。実習の時でも、先生方はまず日本语で説明をし、その後で留学生のところに来て明快に説明をしてくださるので、何の問題もありません。
4.日本へ留学を考えている后辈たちに、アドバイスをいただけますか?
外国で学ぶというのは、决して生やさしいことではありません。ですから、十分に準备をして临んでください。準备というのは単に知识だけのことではなく、気持ちの面でも必要です。なぜならご承知のとおり、日本で新しい経験を积むにあたっては、しばしば多くの困难に遭遇するからです。しかし、日本に来て学びたい十分な动机があるならば、ぜひ挑戦してほしいと思います。

5.将来はどんな歯科医师、あるいは国际リーダーを目指されますか?
临床歯科医师として患者を治疗しながら大学でも働き、国际的な研究に携わりたいと思っています。世界各国で开催される歯科学会にも出席したいですね。それに、ボランティア事业にも参画したいなと思っています。未だ発展途上にあるインドネシアでは、子供たちをはじめ多くの人々が、适切な医疗?歯科医疗を受けるのが困难な状况に置かれています。そのような厳しい境遇にある人々を支援するために、ボランティア事业を行う财団を立ち上げ、そしていずれは、そういった人々を支援するためのシステムを构筑する仕事にも贡献したいと考えています。私が将来やりたいのは、そういった仕事です。