麻豆AV

  • ホームHome
  • 研究
  • 产学连携で海苔养殖の课题解决!広岛大学とドコモが栄养塩推定モデルに関する共同研究を実施

产学连携で海苔养殖の课题解决!広岛大学とドコモが栄养塩推定モデルに関する共同研究を実施

広島大学と株式会社NTTドコモ中国支社(以下 ドコモ)は、2018年10月1日から2019年3月31日の期間で、海苔養殖現場での課題の一つである海苔の色落ちを解決するために共同研究を開始しました。

海苔は、一般的に黒い色のものが良质とされており、海苔の色には、海水の栄养塩浓度が大きく影响します。本共同研究では栄养塩浓度を推定するためのロジックの确立をめざします。
(※栄养塩とは、生物が生命を维持するために必要な塩类の総称。)

なお、本共同研究には、冈山県农林水产総合センター水产研究所及び冈山県渔业协同组合连合会の协力を得ています。

海苔の色落ちは、栄养塩浓度が一定の値を下回ると、数日后に発生することから、海苔生产者は栄养塩浓度をリアルタイムに把握し、迅速に対応を行う必要があります。しかし、栄养塩浓度の测定に必要なセンサーが高额なこともあり、一般的には、研究所などが测定し奥别产サイト等に公开した数値を利用していますが、データの公开频度が月数回である、海苔生产者が养殖海域のデータそのものでないといった课题を抱えていました。

本共同研究は、海域现场に水温、塩分、植物プランクトン量を计测する安価なセンサーを设置し、计测データをドコモの通信机器にて送信し、栄养塩の推定を行うものです。海苔养殖场に上记センサーを搭载した通信机能付きのドコモの「滨颁罢ブイ」を设置し、リアルタイムで海域现场のデータを収集します。これを基に広岛大学が、栄养塩を推定するロジックを検証します。栄养塩推定ロジックが确立すると、リアルタイムな养殖场の状况を基にした栄养塩推定データを海苔生产者へリアルタイムに提供することが可能となります。

広岛大学大学院工学研究科の作野裕司准教授は、以前より、海苔养殖の生产性向上を目的とした海苔养殖场周りの水质环境评価调査を行うとともに、リモートセンシング(远隔计测)と呼ばれる学问分野において、世界でまだ実现されていない新しい非接触水质推定手法开発の一环として、人工卫星データを利用した沿岸の栄养塩推定手法の研究を行っており、今回の共同研究の実施に至りました。

本共同研究は3~5年后の実用化をめざします。

広岛大学とドコモは、今后も、水产业の抱える课题解决にむけ、取り组んでまいります。

【お问い合わせ先】

広島大学広報グループ (担当: 佐々木)

TEL: 082-424-3749

株式会社NTTドコモ中国支社 広報室 (広報担当: 杉本?藤原)

TEL: 082-544-1681


up