麻豆AV

第4回NERPS国際会議「NERPS Conference 2025 in Manila」を開催しました

集合写真

NERPS 2025会議は、学生、研究者、実務家がアイデアを交換し、研究を発表し、平和で持続可能な未来に向けた学際的な研究と協働のためのパートナーシップを築くためのプラットフォームを提供していました。会議は、3月5日から3月7日までDe La Salle Universityマニラで開催しました。会議では、研究発表、専門家によるラウンドテーブル、革新的なワークショップ、3月8日にオプショナルなエクスカーションなどが行われました。選ばれた論文は(full paper)、Elsevier が発行する NERPS ジャーナル「Peace and Sustainability」に 投稿されます。 NERPS は、World Development Sustainability、World Development Perspectives、Current Research in Environmental Sustainability、Sustainability などのジャーナルの特別号のゲスト編集者でもあります。
2025年3月5日から7日にかけて、フィリピン?マニラのDe La Salle University(DLSU)において、2025年NERPS国際会議が開催されました。本会議は、学生、研究者、実務家が一堂に会し、平和で持続可能な未来に向けた学際的な研究と協働のためのパートナーシップを築くことを目的とした学術プラットフォームとして機能しました。
開会式は、DLSUのHenry Sy Sr. Hall 4階Verdureで行われ、以下の方々から歓迎の言葉と開会の挨拶が述べられました。開会式では、まずDe La Salle Universityの学長であるBr. Bernard Oca FSC氏と、広岛大学理事?副学長でありNERPSディレクターを務めるProf. Shinji Kaneko氏より、参加者への歓迎のメッセージが述べられました。続いて、フィリピン環境天然資源省(DENR)の次官であるDr. Carlos Primo David氏と、在フィリピン日本国大使館の大臣?総領事であるMr. Hanada Takahiro氏による開会挨拶が行われ、本会議の意義と期待について語られました。広岛大学からは,シャリフィ アユーブIDEC国際連携機構教授とシマンガン ダリアIDEC国際連携機構准教授が,本国際会議の副議長兼分科会議長として参加しました。
その後、基調講演として、国連大学学長?国連事務次長であるProf. Tshilidzi Marwala氏、そしてフィリピンユネスコ国家委員会の科学技術委員であるH.E. Commissioner Prof. Dr. Alvin Culaba氏が登壇し、それぞれの専門分野に基づいた貴重な講演を行いました。講演終了後には、参加者全員による記念撮影が行われ、その後、並行セッションが開始されました。
 

会議期間中は、多岐にわたる研究発表や専門家によるラウンドテーブルディスカッション、革新的なワークショップが実施されました。本国際会議には、世界20か国(注1)における69の大学?研究所から186人の研究者?実務者?学生が参加し、開発途上国から参加した学生12人には奨学金が支給されました。また、会議で発表された優れた論文は、Elsevierが発行するNERPSジャーナル『Peace and Sustainability』への投稿が可能となり、さらにNERPSは『World Development Sustainability』『World Development Perspectives』『Current Research in Environmental Sustainability』『Sustainability』などの特別号のゲスト編集も務めました。その後、金子慎治理事?副学長(グローバル化担当)が総括を行い、次回国際会議「The NERPS 2025 Conference」の会期および会場を発表しました。デ?ラ?サール大学のローリン?チュア?ガルシア対外関係?国際化担当副学長がオンラインで登壇し、国際会議参加者に向けて歓迎の言葉を述べました。

3月7日に開催した閉会式では,シマンガン?ダリア准教授が,本国際会議で発表された優れた論文および口頭発表への表彰式を行い、広岛大学のMd. Amzad Hossain さん、Asian Institute of TechnologyのFahad Ahmed さん広岛大学のMd. Nazmul Haqueさんが最優秀論文賞、広岛大学のKamaleddin Aghalooさん広岛大学のTruong Pham さんと Mindanao State 大学  Iligan Institute of TechnologyのKaila Jade Batuigas さんLean Carlo Khrystoffer Ege さんKris Bernard Mutia さんが最優秀発表賞を受賞しました。

文化プログラムとしても3月7日の夜には、マニラ市内観光ツアーが実施されました。訪問先は以下の通りです。 オプショナルエクスカーション(3月8日)
会議最終日の翌日には、希望者を対象とした文化的なエクスカーションが行われました。目的地は、フィリピンの伝統文化を体験できるVilla Escuderoで、以下の2025年NERPS国際会議は、研究者や実務家が意見を交換し、新たな学際的コラボレーションを生み出す貴重な機会となりました。特に、環境問題や持続可能性、平和構築に関する最新の研究が議論され、多くの参加者が新たな視点を得ることができました。NERPS 2026はUnited Nation University (UNU)で行われる決意されました。 このような国際的な学術交流の場を提供し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。第5弾となる次回は、2026年3月4日~7日に東京で開催されます。
 

(注1)
东アジア:日本,中国,台湾
東南アジア:インドネシア, フィリピン, タイ, ベトナム
南アジア:バングラデシュ, インド,ネパール
欧州:オーストリア,スイス, フィンランド, オランダ
北米:カナダ,米国
サブサハラアフリカ:ケニア, 南アフリカ

(注2)
日本の大学?機関:九州大学都市研究センター, 東北大学政策デザイン研究センター
海外の大学?機関:コロンビア大学,南フロリダ大学,アジア工科大学院(タイ),社会変革センター(ネパール), マードック大学(オーストラリア), クィーンズランド大学(オーストラリア), ダバオ?デル?ノルテ州立大学(フィリピン), レイクヘッド大学(カナダ), 地球システムガバナンス(オランダ), ペルージャ外国人大学(イタリア)
国际机関:国连大学
出版社:エルゼビア
 

【お问い合わせ先】
NERPSロゴ

広岛大学FE?SDGsネットワーク拠点(NERPS)

E-mail: nerpshiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き换えてください)


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