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工学部?先进理工系科学研究科の学生2人が東広島市内の飲食店のテイクアウトマップアプリを開発しました

テイクアウト支援で東広島市の皆さんを支えたい  

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、深刻な影響を受けている東広島市の飲食店を支えたい、と4月22日に構想を開始し、6日後にはでアプリをリリースした、工学部4年で広島大学起業部にも所属する小泉鴻一さん(写真右)と先进理工系科学研究科M1で起業部副代表の中野瑛登さん(写真左)。今自分たちにできることを常に模索し、精力的に活動を行っているお2人にメールでお話を伺いました。

早速ですが、今回のアプリ开発に至った経纬を教えてください

中野さん)コロナウイルス感染拡大の影响を受ける东広岛市の饮食店を身近でみていて、起业部员でもあり、同じ研究室に所属する小泉さんも私も、危机感をいただいていました。

小泉さん)テイクアウトを行う饮食店がそれぞれの媒体で発信しているため、利用人にとって利便性が低いことが、テイクアウトの利用を妨げていることを课题に感じていました。

テイクアウトを実施する饮食店の検索やメニューの閲覧が可能

そこで、情报を集约し使い胜手のよいアプリを开発すれば、より多くの方にテイクアウトを利用していただけるのでは、と考えました。

中野さん) 4月上旬から东広岛市の公司が製造するマスクを、学校や福祉施设等に届ける活动を行っているのですが、その作业に小泉さんも手伝ってもらっていました。その时に立ち话的にテイクアウトのできる饮食店を検索できるアプリをつかえば、东広岛市の皆さんのお役にたてるのではないか、という话になりました。

どのように开発を行ったのでしょう。

小泉さん)全国的なムーブメントとして、日本の地域でテイクアウトマップアプリの开発が进んでいます。そこで、先行しているチームがオープンソースとして公表している情报や运用上の知见を集め、それらを东広岛市の実情にあった形に落とし込んでいきました。

中野さん)また、皆さんにアプリを使ってもらうには、アプリの开発に加えて、実际に「テイクアウトをしよう!」と思ってもらう必要があります。そこで「#东広岛エール饭」(※)のキャンペーンを行う「ミライノ+」の山崎さんに相谈したところ、アプリにこのキャンペーンを连动することが可能か、饮食店のオーナーさんへの确认?许可をすぐにとっていただけました。

东広岛で街づくりを行う団体「ひとむすび」の山田芳雅さん(広岛大学の卒业生)からも店舗情报を共有していただいたことも、短期间での开発を可能にしました。アプリの开発?制作は私たち2人が自宅でおこなったのですが、まちを盛り上げたいという皆さんとの连携がなければ、ここまでたどり着けなかったと思います。

※…罢飞颈迟迟别谤?贵补肠别产辞辞办?滨苍蝉迟补驳谤补尘などに、テイクアウトを行っている东広岛市内の饮食店を「#东広岛エール饭」をつけて绍介し、応援しようという活动。

アプリと厂狈厂を连动させたことで、利用した人が饮食店の情报を拡散してくれる

お2人は大学ではどのような研究を行われているのですか

中野さん)私たちは工学部?先进理工系科学研究科で都市計画分野の研究室に所属し、都市インフラや災害に関する研究を行っています。2018年7月の西日本豪雨災害では、どのお店が営業しているのか、臨時バスはどこを走っているか、などの情報が不足していました。こうした災害時に、迅速にマップアプリを開発し、市民の災害復興に一役買った事例があることを知っていたので、今回もマップアプリの制作でなにかできないか、という発想に至りました。

アプリを开発するうえで、工夫したことは

小泉さん)ユーザーが必要とする情报をすぐに提示できることを最优先しました。具体的な事例でお话すると、东広岛では西条駅付近では徒歩で移动している人が多く、駅を离れると车移动をする人のほうが多くなりますよね。そのためマップの地域绞り込み机能において、西条駅付近の饮食店はより细かいエリアに分け、他の地域は大きなエリアで表示しています。细かいことではありますが、私たち自身も饮食店を利用するユーザーであるからこその目线を大切にしました。

アプリの基础部分の开発を担当した小泉さん

アプリの基础部分の开発を担当した小泉さん

东広岛市の公司と连携して、マスクを届ける活动なども行う中野さん

最后に、今回のアプリ开発にかける小泉さんと中野さんの思いを教えてください

小泉さん)このアプリを通じて、东広岛のテイクアウト文化が盛り上がればいいなと思っています。外出があまりできない生活が続いていますが、今まで知らなった饮食店を発见したり美味しい料理を味わったりと、皆さんが日常の楽しみをつくるきっかけになってほしいと愿っています。

中野さん)微力でも饮食店の方たちを支えることで、东広岛の経済や、そこでアルバイトをする大学生や働く皆さんを支えたいと思っています。今回のコロナウイルス感染拡大により、私たちが身近に利用してきた饮食店、それを支える农家や酪农家の方、不动产の方などが経営危机にあります。アルバイトをしている大学生にとっても、生活に関わる问题です。この状况をただ黙ってみているのではなく、次は何をしようか、常に具体の行动を考えています。
 

(2020年4月取材/広报グループ碍)

【お问い合わせ先】

広岛大学広报グループ

TEL: 082-424-6762

E-mail: koho*office.hiroshima-u.ac.jp

(*は半角蔼に置き换えた上、送信してください)


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