平成22年9月15日
国立大学法人広岛大学
国立呉工业高等専门学校
记 者 会 見 の ご 案 内
~次世代超高速コンピュータの材料として期待~
新型トポロジカル絶縁体を世界で初めて発见!
広島大学大学院理学研究科?木村昭夫准教授と大学院生の黒田健太、呉工業高等専門学校?植田義文教授、広島大学放射光科学研究センター?島田賢也教授を中心とする研究グループは、広島大学放射光科学研究センターの高輝度シンクロトロン放射光と世界最高水準の高分解能?角度分解光電子分光実験装置を組み合わせて、3つの元素から構成されるタリウム?ビスマス?セレナイド( TlBiSe2 )結晶の表面上を運動する電子の状態を世界で初めて明らかにしました。
これは全く新しいトポロジカル絶縁体で、この新物质は従来型の物质に比べ、より超高速で电子が移动し、结晶内部への电流漏れが起らないこともつきとめました。
本研究課題は、放射光科学研究センターの共同研究委員会により採択された研究課題のもと実験が行われました。また本研究は科学研究費補助金の助成を受けて実施されました。また、本研究成果は、8月27日に北京で開催された「第18回真空に関する国際会議(IVC-18)」で発表を行いました。国内では、9月24日に、大阪府立大学(大阪府堺市)にて開催される日本物理学会で発表します。また本成果は、米国の科学雑誌フィジカル?レビュー?レターズ『Physical Review Letters』に10月初旬に公開予定です。
つきましては、この研究成果について、下记のとおり记者会见を开催し、ご説明いたします。ご多忙とは存じますが、是非、ご出席いただきたくご案内申し上げます。
なお、本件の报道解禁については、新闻は9月22日(水)朝刊、テレビ、ラジオ、インターネットは22日(水)午前0时以降にお愿いします。
记
日 時:平成22年9月17日(金)13:00~14:00
場 所:キャンパス?イノベーションセンター
5階リエゾンコーナー 509 (東京都港区芝浦3-3-6)
出席者: 木村昭夫 (広島大学大学院理学研究科 准教授)、植田義文 (呉工業高等専門学校 教授)