広島大学北京研究センターは、11月12日、同センターが設置されている中国北京の首都師範大学において、第11回日本语作文スピーチコンテストを開催しました。今回から中国の対外向けラジオ放送局?中国国際放送局(CRI)東北アジア?中央アジア地域放送センターに、特別後援として協力していただくことになりました。
北京研究センター主催の本コンテストは、今回で第11回目の开催となります。今年のテーマは「米(こめ)」。中国全土の大学に作文を募集したところ、34校约700人の学生から応募が寄せられました。また各校から120编を超える作文の推荐がありました。
その中から、第一次審査の作文審査を通過した11人が第二次審査の音声審査に進み、ネット投票を含む公開審査を経て、最終的に選出された優秀賞6人が、首都師範大学の講堂にてスピーチを披露しました。会場には、日本语を学習する学生や日本语教員など約150人の聴衆が集まりました。
コンテスト冒頭、来賓としてお越しいただいた横井理夫 在中国日本国大使館参事官からごあいさつを賜り、「日中友好を促進し、両国の架け橋となる人材を育成する行事」と激励いただきました。さらに特別協賛の小丸成洋 福山通運株式会社代表取締役社長からのごあいさつを賜ったほか、日本学術振興会北京研究連絡センターの橋本真里 国際協力員からのごあいさつがありました。
続いて行われた記念講演では、中国国際放送局日本语部の高橋恵子氏から「日本语発音攻略 ~苦手を得意に~」と題してご講演を賜り、その後、優秀賞を受賞した学生6人の流暢な日本语でのスピーチが披露されました。そして厳正な審査を踏まえ、大連外国語大学の董博文さんが最優秀賞に選ばれました。また特別後援の中国国際放送局からは「CRI特別賞」として、北京第二外国語大学の唐晩閣さんと首都師範大学の沈潇萌さんに、中国国際放送局でのインターンシップ権が授与されました。さらに特別協賛のお計らいにより、「渋谷育英会理事長特別賞」「小丸交通財団理事長特別賞」を設けていただき、大連外国語大学の董博文さんが渋谷育英会理事長特別賞、厦門大学の許雪真さんが小丸交通財団理事長特別賞に選ばれました。
コンテストの締め括りとして、李均洋 広島大学北京研究センター副センター長の閉会あいさつがあり、聴衆は最後まで熱心に耳を傾けました。
【中国国际放送局の広报记事】
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横井理夫 在中国日本国大使館参事官のごあいさつ | 中国国際放送局日本语部 高橋恵子氏の記念講演 |
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最優秀賞を受賞した大連外国語大学 董博文さんのスピーチ | 优秀赏受赏学生を囲んで |
【お问い合わせ先】
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