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文部科学省の平成29年度「头脳循环を加速する戦略的国际研究ネットワーク推进プログラム」に、本学の申请したプログラムが採択されました。
採択された事业は、「寿命制御メカニズム解明を目指した国际共同研究ネットワークの构筑」で、実施期间は平成29年度から3年间、総事业费は1亿円程度です。
本事業において、広島大学は、寿命延長メカニズム解明の分野における世界トップレベルの研究機関である英国?フランシス?クリック研究所 (所長Sir Paul Nurse 博士、2001 年ノーベル生理学?医学賞受賞者)、世界大学ランキング上位を占める米国ハーバード大学、米国スタンフォード大学、薬剤研究でアジアトップの研究機構インド国立中央薬剤研究所との新たな国際研究ネットワークを構築します。

また、寿命延长メカニズムに関する基础研究を広范に展开するため、広岛大学の强みであるモデル生物(酵母?线虫?ハエ?マウス)を用いた寿命研究者を结集し、前述の欧米亜トップ研究机関との国际共同研究を行います。具体的には、マウスを用いた肠内细菌?免疫系による寿命制御の研究や、酵母及び线虫を用いた新规长寿遗伝子の同定や代谢产物-酸化ストレス耐性が関わる寿命延长メカニズムの究明などを行い、さらにその成果をアンチエイジング薬开発につなげることを目标とします。

健康的に老いる“健康寿命”の延長は、医療費の削減にも繋がる社会的にも要請の高い重要課題となっています。広島大学では、これまでも健康長寿研究拠点(Hiroshima Research Center for Healthy Aging: HiHA)を設立し、全学的な研究支援を行ってきました。
本学では、今回の事业採択により、本拠点を起点とした国际共同研究ネットワークを构筑し、寿命延长メカニズムに関する研究を発展させるとともに、世界に通用する若手研究者の育成を行います。
2017年11月16日、本件について、広岛大学东広岛キャンパスにおいて记者説明会を行いました。
広岛大学大学院先端物质科学研究科?健康长寿研究拠点
特任教授 登田 隆