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2021年11月10日、本学工学部(第一類?機械系)?工学研究科(内燃機関学研究室)OBであり、今年4月に本田技研工業株式会社の取締役代表執行役社長に就任した三部 敏宏氏が、本学の学生向けに『意志をもって動き出そうとしている、変革の主体者たちへ』と題して講演を行いました。会場となった東広島キャンパス?サタケメモリアルホールには約300人の学生?教職員らが集まったほか、講演の様子はオンラインで同窓生?学内構成員向けにリアルタイム配信も行われました。
今回の讲演は、日本自动车工业会主催で、会员各社の経営トップをはじめとした多彩な讲师阵が若い世代の人々に车?バイク、ものづくりの魅力を直接语りかける「大学キャンパス出张授业」として毎年実施されているもの。叁部社长にとっては、1987年に本学の大学院を修了して以来はじめてのキャンパス访问となりました。
讲演の中で、叁部社长は自身の大学生生活やエンジニアから社长就任までのキャリア、「ホンダ」の新たな挑戦や新事业创出について、动画も交えて分かりやすく绍介。「自分にできることはこんなものだと安易に决めつけず、目标はできる限り高く大きく设定してほしい。皆さん1人1人が社会を変革していく主体者だ」と学生らを激励しました。讲演后の质疑応答では、工学部の学生などから、电気自动车とガソリン车の今后や、日本の自动车产业の未来などについて、次々と质问が寄せられ、讲演后には越智学长?菅田工学部长から感谢状や记念品が赠呈されました。
講演に参加した工学部4年の乙幡 拓希(おっぱた ひろき)さんは「空飛ぶ車や、視覚障がい者の歩行サポートシステムなど、エンジンや車体に限らないさまざまなチャレンジについて知ることができ、自動車産業の可能性があらゆる方向に広がっているように感じた。今後はもっと視野を広げて自分の研究分野や社会をみていきたいと思います」とわくわくした様子で感想を語りました。
サタケメモリアルホール前には、実際にレースで使用されたF1 マシン「AT02」や新たな空の移動手段として開発を進める「HONDA eVTOL(イーブイトール=電動垂直離着陸機)」の1/10 サイズの模型も展示され、講演の前後には多くの学生?教職員らが熱心に関係者に質問をしていました。
热心にメモを取る学生たちも
越智学长から広岛大学を描いたイラストを赠呈
菅田工学部长が工学部を代表して记念品を赠呈
サタケメモリアルホール前の展示ブース
実际にレースで使われている贵1
「空飞ぶ车」の実用化に向けて越智学长に热く语る叁部社长
展示ブースには次々と学生が
「何でも质问してください」と気さくに话す叁部社长と工学部の后辈たち

叁部社长(写真中央?前列から4番目)との记念写真
広岛大学広报グループ