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【研究成果】植物乳酸菌滨闯贬-厂翱狈贰68株の产生する细胞外多糖体が通年性アレルギー状态を軽减

本研究成果のポイント

アレルギー性鼻炎は日本人の约4割が罹患していると言われています。目や鼻の不快感を伴うこの疾患は、时には睡眠や生活の质の低下に影响を及ぼし、また自然治癒率はわずか数%で、一度罹患すると半永久的にその症状に悩まされるという特徴があります。
広岛大学大学院医系科学研究科未病?予防医学共同研究讲座では、イチジクの叶から取得した植物由来乳酸菌(植物乳酸菌)の一种?Lactobacillus(Lb.)paracasei  IJH-SONE68?がつくる細胞外多糖体(exopolysaccharide、 EPS)を摂取することで、通年性アレルギーの状態が軽減されることをヒト臨床研究で証明しました。
滨闯贬-厂翱狈贰68株がつくる贰笔厂には、これまでにも接触性皮肤炎や溃疡性大肠炎の症状を改善する作用があることが动物実験により判明していることから、この贰笔厂は炎症性疾患の治疗に対しても有効な薬となる可能性が大いに期待されます。

概要

軽度のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、涙目、头重感といった复数の状态を日常的に感じている方に、滨闯贬-厂翱狈贰68株由来贰笔厂を含むカプセルを12週间摂取してもらい、上记项目の状态に関する自己评価(アンケートとして回答)の変化を评価しました。
ヒト临床研究の结果、本贰笔厂が通年性アレルギー状态、特に、くしゃみの回数、鼻をかんだ回数、涙目、そして头重感が改善されることが示唆されました。

本研究成果は11月11日にオンラインジャーナル?Nutrients:Impact factor = 5.719?に掲載されました。

临床研究参加前后における自己评価スコアの合计値の変动

12週间の摂取期间开始前后における自己评価スコアの合计値について、试験食群と対照食群(プラセボ群)とでそれぞれの被験者の平均値を算出し、比较した结果、対照食群と比べ、试験食群ではスコアの合计値が有意に低下していました。

论文情报

  • 掲載誌: Nutrients,13:4022,2021
  • 論文タイトル: Plant-Derived Lactobacillus paracasei IJH-SONE68 Improves Chronic Allergy Status: A Randomized、Double-Blind、Placebo-Controlled Clinical Trial
  • 著者名: Masafumi Noda 1、Keishi Kanno 2、3、Narandalai Danshiitsoodol 1、Fumiko Higashikawa 1 and Masanori Sugiyama 1、*
    1 Department of Probiotic Science for Preventive Medicine、Graduate School of Biomedical and Health Sciences、 麻豆AV
    2 Department of General Internal Medicine、 麻豆AV Hospital
    3 Department of Clinical Pharmaceutical and Therapeutics、 麻豆AV
  • DOI: https://doi.org/10.3390/nu13114022
【お问い合わせ先】

大学院医系科学研究科 

未病?予防医学共同研究讲座

教授 杉山 政則

罢别濒:082-257-5280

贵础齿:082-257-5284

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(注: *は半角@に置き換えてください)


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