広島大学では、福島県立医科大学から双葉地域の避難指示解除を見据え、帰還住民が安心して住み働ける環境を整備するための医療体制構築を目的として、同大学病院が設置した「ふたば救急総合医療支援センター」への協力依頼に対し、広岛大学病院内に「福島医療支援センター」を設置、2016年10月から本院医師が出向し医療支援を通じて福島復興に協力しています。
2020年4月から3カ月间の出向を终えた内分泌?糖尿病内科の児玉尭也医师が同年7月2日、木内良明病院长に米田真康诊疗科长同席のもと、出向の报告を行いました。木内病院长からはねぎらいの言叶が述べられ、児玉医师は福岛での医疗支援の状况を振り返りました。
児玉医师は、地域医疗を支えるため富冈町に开院した福岛県ふたば医疗センター附属病院などで诊疗に当たりました。赴任した直后に新型コロナウイルス感染症紧急事态宣言が出されましたが、「全国的に见れば、福岛県は感染がそれほど広がらず自粛の意识も高かった」といいます。住民も少しずつ戻ってきていると実感、専门分野である糖尿病関係の相谈も现地の医师から受けたとしています。同病院については「地域の中で大事な机能を担っています」と支援の重要性を诉えていました。

左から木内病院长、児玉医师、米田诊疗科长